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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.23.Sun
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2007'06.26.Tue

セイコーエプソン、ハードディスク内蔵製品に最適なATAコントローラLSIをサンプル出荷

セイコーエプソン、ハードディスク内蔵製品に最適なATAコントローラLSIを開発、サンプル出荷を開始


 セイコーエプソン株式会社(社長:花岡清二)は、このたび、ハードディスク内蔵製品に最適なATAコントローラLSI「S1R72H74」を開発、今月よりサンプル出荷(サンプル価格:税抜き900円)を開始いたしました。

 エプソンはこれまで「S1R72V03」や「S1R72V05」といったUSB2.0 High SpeedとATAの2つの機能を複合した組み込み向けコントローラLSIをラインナップし、多くのお客様にご採用いただいております。新製品「S1R72H74」は、ATA/ATAPI-6に対応・特化した組み込み向けATAコントローラLSIで、保証動作温度範囲は-40℃~85℃に対応できます。

 また、メインCPUとハードディスク間において相互でデータを転送することが可能で、現在量産中の「S1R72V03」(USB2.0 High Speedデバイス機能とATAコントローラ機能の1Chip)とパッケージ、ピン配置、ソフトウェア全てコンパチブル(*1)ですので、USB機能の有無により、基板やソフトウェアなどの資産をほぼそのまま流用することが可能です。本製品は車載品質にも対応予定となっており、ハードディスク内蔵カーナビゲーションにも適しています。

 さらにエプソンでは、PCのみならず組み込み機器においても採用が進んでいるハードディスクインタフェースのSerial-ATAや携帯端末向けに需要が期待されている小型ハードディスクインタフェースのCE-ATAに対応した製品も開発をすすめており、今後も組み込み向けインタフェースLSI製品のラインナップを拡充してまいります。


以 上

*1: 「S1R72V03」のUSB機能を除く。


■「S1R72H74」の使用例
 ※ 関連資料参照


■「S1R72H74」の概略仕様
1)CPUインタフェース
・16/8bit幅の汎用CPUインタフェースに対応
・DMA 2チャンネル搭載(Multi-word手順)
・Big Endian(Little EndianのCPUに対応するためのバススワップ機能を搭載)
・インタフェース電圧変更可能(1.8V or 3.3V)

2)IDEインタフェース
・ATA/ATAPI-6に対応 
・PIOモード0~4、Multi word DMA、UDMAモード0~5

3)その他
・クロック入力: 12MHzおよび24MHz水晶発振子対応(発振回路および帰還抵抗1MΩ内蔵)
 ※エプソントヨコム製FA-128を推奨 
・電源電圧: 1.8V/3.3V(CPU I/F)、3.3V(IDE I/F)、および、1.8V(コア)の3電圧系統 
・パッケージ: QFP128pin(14mm角、0.4mmピッチ、「S1R72H74F15E100」)
※「S1R72V03F00A200」とパッケージおよびピン配置コンパチブル(但し、「S1R72V03」のUSB機能を除く。)
・動作温度範囲: -40℃~85℃
・サンプル価格: 税抜き900円(出荷中)

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