コニカミノルタ、生産性向上を追求した高速デジタルカラー複合機「「bizhub C650」を発売
オフィスの生産性向上を追求した高速デジタルカラー複合機「bizhub C650」新発売
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:木谷 彰男 以下コニカミノルタ)は、モノクロ毎分65枚・カラー毎分50枚(A4ヨコ)のデジタルカラー複合機「bizhub C650」を2007年7月3日より発売いたします。
商品名 bizhub C650
標準価格(税別) 2,950,000円
搬入設置料金(税別) 50,000円
発売日 2007年7月3日
目標販売台数(国内) 2,000台/年間
今回発売いたします「bizhub C650」は、本年2月に発売した「bizhub C550」の上位機として、モノクロ毎分65枚・カラー毎分50枚(A4ヨコ)の高速出力に加え、両面出力時でも片面出力時と同等の生産性を確保するなど、オフィスの生産性向上を追求した先進のデジタルカラー複合機です。
「bizhub(※1)」シリーズに搭載され好評を得ている統合制御システム「bizhub OP」(※2)に更なる改良を加えたファームウェアを新開発のエンジンと組み合わせると共に、オフィス空間との調和を追求したブラック&ホワイトのスタイリッシュボディや大型カラー液晶パネル等、新コンセプトデザインを採用しています。
また、本製品は、オフィスにおいて広がりを見せるドキュメント活用シーンに応えるべく、プリント・スキャン・BOX機能等のネットワーク機能を標準装備し、一度の送信作業で様々な宛先に自動的に配信を行えるユニバーサルセンド機能等を備えており、新たなワークスタイルのご提案を可能にする一台です。
さらに、指静脈や、FeliCa(※3)などの非接触ICカードによるユーザー認証機能にオプションで対応するなど、セキュリティ管理機能の強化を実現しています。
コニカミノルタは、カラー出力分野における商品ラインアップの一層の充実を図り、多様化するお客様のご要望とご期待に応えてまいります。
※1「bizhub(ビズハブ)」は、「活躍するあらゆる人々を、さまざまなビジネスシーンの中枢、中核を担う存在にする」という基本コンセプトが込められたコニカミノルタ デジタル複合機の商品ブランドです。
※2オフィス環境とITの進展に柔軟に対応する新制御システム「bizhub Open Platform」。全てのデータとジョブを統合制御し複数ジョブをリアルタイム処理する「bizhub ARCHITECTURE」。統合プロトコルの採用とAPIの標準化により関連アプリケーションの開発、カスタマイズが容易になる「bizhub API」。各種記述言語とプロトコルに対応し統合プリンタドライバによる操作性の向上、高速・高画質プリントを実現する「EMPERON PRINT SYSTEM」、の3要素から構成されています。
※3FeliCaはソニー株式会社の登録商標です。
【主な特長】
1.優れた生産性と高画質
モノクロ毎分65枚・カラー毎分50枚(A4ヨコ)の高速出力に加え、先に発売されたPOD(プリントオンデマンド)市場向けカラー高速機「bizhub PRO C6500」にも採用されている、低温定着が可能で従来よりも更に粒形を整えた新開発の重合法トナー(デジタルトナーHD)の採用により、こすれや剥がれに強く再現性の高い出力を実現しました。
また、画像制御を大幅に見直すことにより、色調整にかかる時間を大幅に短縮しました。さらに、通紙機構や制御の改良により両面印刷時でも生産性を落とすことなく出力することが可能です。
全てのトレイにおいて256g/m2までの厚紙に対応。マルチ手差しでは300g/m2までの幅広い対応を可能にするなど、さまざまなメディア出力にも応える仕様に仕上げました。
2.スタイリッシュなデザインを際立たせる省スペース設計
高速出力機でありながら650(幅)×904(奥行)×1,155(高さ)mmの省スペース化を実現。上下左右に可動の大型カラー液晶パネルの採用や機器の状態を知らせるLEDランプを各所に配置することによりユーザビリティを高めると同時に、オフィスインテリアとの調和を意識したスタイリッシュなデザインに仕上げました。
さらに、スタートボタンとデータランプには赤緑色弱の方にも識別しやすい青色LEDを採用するなど、機器の隅々にまでユニバーサルデザインの考え方を導入し、NPO法人CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)によるカラーユニバーサルデザイン認証を取得しています。
3.次世代のインフラを見据えたネットワーク機能
次世代ネットワークのIPv6に対応したネットワークプリント機能やScan to E-mail/SMB/FTP/BOX、TWAINスキャン機能を標準搭載。また、各スキャン機能とFAX送信などを1度の操作で同報することが可能なユニバーサルセンド機能を装備することで、オフィスワークの効率化に貢献します。
スキャン文書はもちろん、コピー文書やプリント文書、受信FAX文書など、BOXに保存されたデータは本体操作パネルやWebブラウザを利用してプレビュー画像を確認しながら出力や配信指示を行うことが可能です。
また、ファイリングBOXに保存されたデータは、出力や配信時に保存した日時や任意の文字列をヘッダー印字させることができます。その他のBOXからの出力や配信時、各スキャン機能を利用する際にも都度印字を指定することができます。
4.オフィスの情報を守るマネジメント機能とセキュリティ機能
最大1,000部門まで管理可能な「部門管理」機能は、利用可能な機能や出力枚数などを制限することで、きめ細かな管理を行うことができます。さらにユーザー認証との併用により、部門とあわせて個人単位での制限や機能別の利用状況を把握することができます。
また、これらの利用状況は「PageScope VISUALCOUNT-MASTER」(別売)を利用することで、サーバへデータを自動集計させグラフ表示を行えるので、機器の最適配置や部門の経費処理に役立ちます。
指静脈による認証が行えるオプションの「生体認証装置AU-101」または、FeliCaなどの非接触ICカードに対応したICカード認証装置「AU-201」を装着することで、ユーザー認証時の煩わしいパスワード入力を行うことなく、確実な機器利用制限と共に利用管理が行えます。プリントデータは本体に一時蓄積され、認証装置に指またはICカードをかざすだけでそのユーザーデータが出力開始されるため、出力管理を行いつつもユーザーに手間をかけることもありません。また、他人に出力物を見られたり誤って持ち去られたりすることも防ぐことができます。
さらに、スキャンを行う際に暗号化PDFを指定することで、パスワードを入力しなければファイルを開くことができないようにしたり、印刷や画像編集を制限したりすることができるので、不正な閲覧や利用を抑止することが可能です。
ハードディスクに蓄積されたデータは、ジョブごとに自動的に乱数による上書き消去が行えるうえ、「セキュリティキットSC-503」を利用することで全てのジョブデータを暗号化することができます。またHDDロック機能により、機器識別を行なったうえでパスワードが一致しなければハードディスクが認識されないようにできるため情報漏えいリスクを低減します。
5.ネットワークとの親和性を向上させた充実のFAX機能
最大2回線のスーパーG3FAXを装備できると共に、サーバなどを必要とせず既存のネットワークに接続するだけでカラーでの送受信が可能な「IPアドレスFAX」機能、フルモードに対応した「インターネットFAX」機能、IPテレフォニー環境への対応が可能な「SIP-FAX」機能など、お客様の用途や環境に合わせた通信方式をご導入いただけます。
受信したFAXは、相手先TSI(伝送加入者情報)により振り分けが可能でE-mail/SMB/FTPの各宛先に転送を行うか、本体のHDDに保存し共有を行えば、ペーパーレス化を促進すると共に電子データとしての活用法を高めることが出来ます。
誤送信を抑止するため、送信前に必ず宛先の一覧を表示して確認が行える「宛先確認表示」機能や、指定した宛先番号と相手先から受けるCSI(着呼側加入者識別情報)の認証を行い、誤接続を防止する「宛先確認送信」機能、各ユーザーと登録宛先にレベルを設定することで表示できる宛先を制限する機能や、管理者以外の宛先登録や直接ダイヤル入力を禁止する機能を搭載しています。
※スーパーG3FAX/IPアドレスFAX/SIP-FAX機能の拡張には、オプションのFAXキットFK-502が必要です。
インターネットFAX機能は、本体に標準搭載の機能です。
※カラー原稿の送受信は、IPアドレスFAX / SIP-FAX機能に対応したカラーbizhubシリーズ間でのみ行えます。
【主な仕様】
※ 関連資料参照
スポットシステム
機械の修理とイメージングユニット、トナー、部品、その他の関連商品の供給および交換をお客様のご要請の都度、有償でお引受けするシステムです。イメージングユニット、トナー、部品、その他の商品をお買い上げいただきます。
詳細につきましては、販売担当者にお問い合わせください。