SAPジャパン、京阪電気鉄道の会計システムに基幹業務システムを提供
京阪電気鉄道 SAP(R)ERPで京阪グループの経営基盤システムを構築
~統合会計システムで連結決算集計を効率化、グループ経営戦略を支援~
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ロバート・エンスリン)は、京阪グループの中核として鉄道事業を中心に事業展開する大手民鉄、京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:佐藤茂雄、以下京阪電鉄)が、会計システムにSAPの最新版基幹業務システムであるSAP(R)ERPを採用し、2007年4月より本格稼動を開始したことを発表しました。さらに京阪電鉄は、2007年7月より京阪グループが持つバス事業、不動産事業、流通事業等のセグメントの各グループ会社においても同システムの導入を開始する方針を打ち出しています。統合会計システムの導入により、京阪グループは連結決算集計にかかる時間を大幅に短縮するほか、業務プロセスの標準化、内部統制への対応を実現し、今後のグループ展開戦略を遂行するための経営基盤を構築します。
京阪グループは、京阪電鉄が展開する鉄道事業を中心にバス、タクシーなどの運輸業、不動産業、流通業、レジャー・サービス業など計79社のグループ企業を有し、大阪、京都、滋賀の2府1県を中心に安定した事業を展開し、確実に業績を伸ばしてきました。京阪グループでは「選ばれる京阪」を目指し、開業100周年を迎える2010年から10年後の2020年を見据えた京阪グループの新経営ビジョン「”選ばれる京阪”への挑戦」を制定。その中で2010年を目処に純粋持株会社体制に移行することを発表しました。このビジョンの実現に向け、今後他業界へのビジネスをさらに積極的に拡大していくことを見据え、多様な業種での豊富な経験やノウハウを持つSAPを京阪グループの経営基盤システムとして採用することを決定したものです。
SAPを採用することで、京阪電鉄は短期間でビジネスプロセスの見直し(BPR:ビジネスプロセス・リエンジニアリング)を完了し、効率的なシステムの導入を実現しました。これにより、財務・管理会計、固定資産管理、プロジェクト管理等の機能を構築し、京阪グループとして経営効率を高めていきます。今後は今回構築したグループ統合会計システムを基盤に、より円滑なグループ運営と各事業の成長を支える統合基幹システムの構築を進め、新経営ビジョンの実現と更なる事業の成長を目指したいとしています。
以 上
※「mySAP」は「SAP」に変更されました。
※「SAP ERP 2005」は「SAP ERP 6.0」に変更されました。
◆SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、イノベーションを促進しビジネス変革を実現する「SAP NetWeaver(R)」を基盤として、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、カスタマーリレーションズ管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、39,400以上の企業で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。(http://www.sap.com/japan)
SAP、SAPロゴ、SAP NetWeaver、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。
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