ツムラライフサイエンス、「浴用剤使用の入浴が覚醒レベルに及ぼす影響」を検証
浴用剤使用の入浴が及ぼす「覚醒レベル」への影響を客観的に実証
~浴用剤使用の入浴による「すっきり」効果を学術大会にて発表~
ツムラ ライフサイエンス株式会社(本社:東京都港区 社長:古賀和則)は、株式会社 エス アンド エー アソシエーツ、ロフテー睡眠文研究所、ひとセンシング株式会社、国立精神・神経センター 精神保健研究所と共同で、「浴用剤使用の入浴が覚醒レベルに及ぼす影響」について客観的に検証し、以下の効果を実証しました。 尚、本研究内容は日本生理人類学会第56回大会(2007年6月16、17日、秋田大学)で発表しました。
●背 景
近年さまざまな原因で人々の睡眠が悪化しており、睡眠改善の方策が数多く検討されています。睡眠悪化の原因の一つとして睡眠前における覚醒の質的低下が指摘されています。つまり、生活リズムのメリハリが低下しているということです。例えば夜の睡眠では、夕食後のうたた寝などが就寝直前の覚醒状態を悪化させ、快適な睡眠を妨げています。また、10歳代から60歳代の男女1,196名を対象に、入浴と就床に関する調査を行うと、就寝直前に入浴する人はわずかであり、77%の人は2時間以上経過した後就床するという結果でした。※有効回答1,125名
●目 的
ツムラ ライフサイエンス株式会社は、就寝前の一定時間に「質の高い覚醒状態」を保つことが、快適な夜の睡眠を促すことから、多くの人が習慣にしている就寝2~5時間前の「入浴」に注目しました。
そして、覚醒水準を良好に保つ入浴法の開発として、芳香の揮散性が極度に早い浴用剤に着目し、さら湯での入浴と浴用剤を使用した入浴とで条件を設定し、浴用剤が入浴後の覚醒レベルに及ぼす影響を、生理学的、心理学的、行動学的側面から総合的に比較検討しました。
※以下、詳細は添付資料をご参照ください。