OBC、スペックアップした統合基幹業務システム「奉行V ERPシリーズ」を開発
Visual C# による64bit/32bit両モード対応 新ラインアップを10月発売開始
『統合型基幹業務システム 奉行V ERPシリーズ発売』
~ 基幹業務ソリューションとして Certified for Windows Vista ロゴプログラムを日本初取得 ~
業務ソリューションベンダー大手 株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田成史/本社東京都新宿区:東証1部 登録銘柄コード4733:以下OBC)は、統合基幹業務システムの新ラインアップ『奉行V ERPシリーズ』を新開発いたしました。『奉行V ERPシリーズ』は2001年から次世代開発環境(Microsoft Visual C#)を活用し、全く新しく開発をスタートさせた新ラインアップです。
本シリーズは従来の『奉行21シリーズ』に比べ格段のスペックアップを図り、64bit/32bit両モードに対応。多機能と高可用性を持ち合わせたOBC技術開発力の結集です。本ラインアップにより、OBCはERP市場においてさらなるポジションアップを図り、多岐にわたるユーザーニーズに貢献して参ります。
財務会計システム『勘定奉行V ERP』をはじめ、統合型基幹業務システム『奉行V ERPシリーズ』 は平成19年10月より全国の販売パートナーを通じて発売開始予定です。
■Certified for Windows Vista ロゴプログラムを日本で初めて取得
『勘定奉行V ERP』をはじめとした『奉行V ERPシリーズ』は基幹業務ソリューションとして日本で初めて「Certified for Windows Vista ロゴ」を取得しました。(平成19年6月現在)
「Certified for Windows Vista ロゴ」は、Windows Vistaとの互換性に加え、第三者機関による検証を受け、信頼性と強力なセキュリティの条件を取り揃えたとマイクロソフト社に認定されたアプリケーションに対する資格認定制度です。ユーザーには次のようなメリットがあります。(一部抜粋)
より安全で信頼性の高いエクスペリエンスの提供/セキュリティおよびプライバシー基準をクリア/クラッシュ、ハング、および再起動を最小限に抑制/Windows Vistaまたはその他のアプリケーションの性能の低下防止/高い信頼性でインストールでき、必要に応じてクリーンにアンインストール可能/エラー報告機能が内蔵され、アプリケーションが進化)
■製品ラインアップ
※ 関連資料参照
■奉行Vシリーズ『OBC Management Studio』によるセキュリティ
『奉行V ERPシリーズ』の統合されたデータに対して、包括的な運用と高可用性を強化するために開発された統合運用ツールです。ユーザーの細かな権限設定や部門セキュリティ、Active Directory連携やログ管理の統合で、『奉行V ERPシリーズ』のすべてのユーザーを管理でき、内部統制構築・運用のためのソリューションとして強固なセキュリティと運用性を両立させます。
■製品カテゴリ
『奉行V ERPシリーズ』は、それぞれ3カテゴリに区分され、価格帯が用意されています。
製品カテゴリ名 奉行V ERP Single Edition 1ライセンス版
価格(税抜) ¥680,000~
価格(税込) ¥714,000~
製品カテゴリ名 奉行V ERP Standard Edition ネットワーク対応製品
価格(税抜) ¥1,800,000~
価格(税込) ¥1,890,000~
製品カテゴリ名 奉行V ERP Advanced Edition カスタマイズ ネットワーク対応製品
価格(税抜) ¥2,100,000~
価格(税込) ¥2,205,000~
<参考>「勘定奉行V ERP」の価格です。Standard Edition、Advanced Editionは5ライセンスの参考価格です。
■奉行V ERPシリーズの発売スケジュール
2007年10月の発売開始以降、2008年には製品を追加、ラインアップの拡充を予定しております。
・2008年4月以降発売予定製品
建設奉行V、就業奉行V、固定資産奉行V、申告奉行V[法人税・地方税編]、申告奉行V[内訳書・概況書編]、勘定奉行V用-電子申告オプション、勘定奉行V用-資金管理オプション、勘定奉行V用-Webオプション、給与奉行V用-Webオプション、人事奉行V用-Webオプション
■奉行V ERPシリーズ専用の多彩なオプションを用意
従来、カスタマイズで対応していた要望の多い機能をパッケージ化しました。『奉行V ERPシリーズ』ではスクラッチを極限まで減少させることで、納期とコストをカットできます。
■販売支援制度、導入支援制度も新構築
販売パートナー向けに技術者、インストラクター養成のカリキュラムを新設し、新資格制度「奉行V OCI Master」を開始します。また、監査法人との協業やコンサルティング会社との提携を進め、経営コンサルやITコンサルを、より上流から行える体制を作ります。
■内部統制構築支援の取り組み
『奉行V ERPシリーズ』は、監査法人や内部統制コンサルタントからの要望を取り入れ、入力修正を制限する強固な締機能を搭載し、業務フローの確立をサポートします。また、本シリーズに対応した「奉行内部統制支援ソリューションフレームワーク」を提供します。内部統制のプロセスごとに必要なソリューションを明確にし、企業に必要なプロセスにあわせたソリューションを選択いただけます。
■パートナー向けに『奉行Vシリーズ』の販売戦略を発表 - OBC戦略セミナー2007 -
『奉行V ERPシリーズ』がターゲットとしている新たな顧客層への提案のために、販売パートナーへ販売戦略を発表します。中堅市場を得意とする新パートナーも参加し、カスタマイズの他、開発パートナーに対しての取り組みを発表します。パートナー向けのクローズドセミナーで、一般非公開となります。
■企業向けに課題解決型展示相談会開催 - 奉行フォーラム2007 -
秋恒例の展示相談会『奉行フォーラム2007』を本年も開催いたします。『奉行V ERPシリーズ』、『奉行21シリーズ』、『奉行SOLUTION Framework』そして『奉行内部統制支援SOLUTION Framework』など、OBC製品や、ハードメーカーの製品など最新機器が一堂に会します。昨年は、パートナー主催会場の他に、弊社主催では全国21地区、22会場で開催され、3,763社5,640名のお客様にご来場いただきました。今年も全国29地区、32会場で開催いたします。
■本リリースに対してのエンドースメント
『奉行V ERPシリーズ』販売開始に際し、各社よりエンドースメントをいただいています。
【マイクロソフト株式会社 代表執行役 兼 COO 樋口 泰行様】
マイクロソフト株式会社は、OBC様の新製品『奉行V ERPシリーズ』の発表を心よりお祝い申し上げます。
『奉行V ERPシリーズ』は、業務系パッケージとして日本で初めてマイクロソフト社の「Certified for Windows Vista ロゴ」を取得していただいた製品であり、また、弊社の.NETテクノロジーに完全に準拠していたただいた製品でもあります。Windows Vista、 .NETテクノロジーで提供されるコストの削減、生産性の向上、システムの柔軟性の確保およびセキュリティの強化等の特長とこの『奉行V ERPシリーズ』との組み合わせにより、中堅企業のお客様のビジネスの成功に大きく貢献できると確信しております。
【シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 大古 俊輔 様 】
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社は、OBC社様の統合型基幹業務システム「奉行 V ERP シリーズ」の発表を歓迎いたします。情報やデータを集中管理し、安全性と利便性を兼ね備えたアプリケーションデリバリーインフラであるCitrix Presentation Server上で「奉行 V ERP シリーズ」を運用することで、中堅企業はセキュアな基幹業務環境を構築でき、内部統制強化を図れます。引き続きOBC社と協業し、顧客に対して内部統制構築支援などのビジネスソリューションを提案して参りたいと存じます。
<開発の経緯>
新プロダクトライン『奉行V ERPシリーズ』は、中堅中小企業に導入いただいております『奉行21シリーズ』の上位プロダクトとして位置づけられ、より多機能、高機能を要求される企業に向けて開発いたしました。開発にあたっては、「奉行21シリーズ」のカスタマイズ対応製品カテゴリである「奉行新ERP」の導入提案・カスタマイズ開発などの中で、より要求レベルの高い複雑化した案件をパッケージシステムにより高信頼性、高可用性を達成して構築する要望が多くあることから、これらの要求事項を満たす上位製品の開発を決定。 2001年からハイスペック・ハイパフォーマンスをコンセプトとして研究開発に着手いたしました。
<採用テクノロジーについて>
1.最新プラットフォームの対応
Certified for Windows Vista ロゴ取得、 Windows Server 2008 対応予定。32bit、64bit両モード同時対応。
.NET Frameworkにより同一データベース上でWinフォームによるリッチクライアントを実現、そして情報系をWebフォームで同時対応。(特許出願中)
2.アップデートテクノロジーの採用
税制改正プログラム、アプリケーション辞書データ、システムの改良、Q&Aなどのメンテナンスおよびシステムの利用範囲の制限および開放がメンテナンスサーバーでコントロールでき、サービス提供がより迅速に。
3.OBCのコアテクノロジ「V CORE」の採用
「V CORE」に標準機能や税制改正プログラム、辞書プログラムなどを搭載することで、カスタマイズコンポーネントと明確に計画的に区別され、均質なインターネット経由でのアップデートが可能。
4.開発環境の提供
サードパーティ製のソリューション、ツールの拡充を行うために、データベースの構造、API、開発技術環境、開発ツール(SDK)、開発ルール、テンプレートを開発パートナー向けに公開し、教育体制も用意。OBC型SOAとしてソリューション提案可能です。
⇒OBCオープンアーキテクチャー
(OBCは業種向けシステムの多くにパートナーのソリューションを採用するなど、選択・集中をすることによって、数多くのパートナーと役割分担して協力し、生産効率と信頼性を高め、お客様の満足度を高めることを目的としています。)
5.お客様満足度を高める三位一体ナビゲーションモデル
操作ガイド、操作マニュアル、Q&Aがすべてデジタル化され、必要なときに必要な操作方法、解決策に容易にアプローチできます。
6.NGNそして新技術への対応と拡張
XML・XBRL対応、インポート・エクスポート APIを公開、奉行データのNGN対応。将来的に中小企業向けの提供としてSaaS対応を予定しています。
以上
※勘定奉行、給与奉行、商奉行、蔵奉行、人事奉行、法定調書奉行、BACKUP奉行、奉行シリーズ、奉行Vは、株式会社オービックビジネスコンサルタントの商標または登録商標です。
※本リリース内掲載の製品名は各社の登録商標または商標です。
(※参考画像あり)