インフォコムとUCOM、相互のデータセンターサービス事業拡大で9月から協業
インフォコムとUCOMがデータセンターサービスにおいて協業を開始
-データセンター/ネットワーク事業に関する資源を相互活用-
インフォコム株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 吉野 隆、以下インフォコム)と株式会社UCOM(東京都港区 代表取締役社長 鈴木 達、以下UCOM)は、両社が保有するデータセンター施設やネットワークインフラ、運用ノウハウ等の事業資源を活用し、相互のデータセンターサービス事業の拡大を目的とし、平成19年9月を目処に協業によるサービスの提供を開始します。
今回の協業は、国内有数の上場企業にフルアウトソーシングサービスを提供し、豊富なシステム運用ノウハウに定評のあるインフォコムと、国内最大級のインターネット・バックボーンを運営するUCOMが、相互の強みを活かしデータセンターサービス事業の更なる拡大を図るものです。
協業内容の主要項目としては、
(1)インフォコムのフルアウトソーシングサービスをUCOMデータセンターサービスへ提供
(2)UCOMの光ファイバインターネット接続サービスをインフォコムデータセンターサービスへ提供
(3)インフォコム新横浜データセンターとUCOM東京第一データセンターの相互活用
の3点となります。
これにより、インフォコムは、
(1)UCOMが提供する、競争力が高く高品質・広帯域の光ファイバインターネット接続サービス「BROAD-GATE02」を加えた多様なネットワークインフラを取り揃え、より多様化する企業顧客の要望に応えたネットワークサービスを提供
(2)従来の企業顧客層に加えて、大容量回線を必要とするコンテンツプロバイダやe-コマース企業をはじめとするインターネット関連企業等のデータセンター機能の誘致を積極的に展開
(3)都心所在のデータセンター利用を希望するユーザーへの対応も実現することが可能となります。
一方、UCOMは、
(1)電気・空調設備やセキュリティシステム等が強固なインフォコム新横浜データセンター内に、新たにUCOM横浜データセンターを開設することにより、東京第一データセンターだけでは収容できなかった大型案件やディザスタ・リカバリー※案件への対応を実現
(2)インフォコムが提供する、多くの国際認証機関が認める高規格高品質のデータセンターフルアウトソーシングサービス「X-TATION.」と同様のサービスをUCOMデータセンター顧客に提供することが可能となります。
インフォコムとUCOMは、今後も情報システムの利用を通じた顧客の企業活動を積極的に支援するため、データセンターサービスの継続的な改善、品質向上を徹底的に追求し、顧客本位に立脚した安全で安定したデータセンターサービスを提供することを通じて、顧客からの高い信頼の獲得並びに満足度の向上に努めてまいります。
以 上
※詳細は添付資料をご参照ください。