中部電力、サハリン・エナジー・インベストメント社とLNG売買契約書に調印
サハリンIIプロジェクトのLNG購入に関する売買契約書の締結について
当社は、サハリンIIプロジェクトからのLNG購入について、売主であるサハリン・エナジー・インベストメント社との間で、昨年7月12日に締結した基本合意書(同日にプレス発表済み)に基づき詳細条件について協議してまいりましたが、8月2日にロシア連邦モスクワにおいてLNG売買契約書に調印いたしましたのでお知らせいたします。
同プロジェクトは、ロシア連邦のサハリン島沖合のガス田から産出される天然ガスを、サハリン島南部のプリゴロドノエ基地で液化し輸出するもので、年間生産能力は約960万トンの予定です。
ロシアで初めてのLNGプロジェクトであり、日本との距離が非常に近い同プロジェクトからLNGを購入することにより、当社としてはLNGの調達先を多様化し、調達の安定性を高めることが出来ると考えております。
(売買契約の概要)
売主:
サハリン・エナジー・インベストメント社
買主:
中部電力株式会社
契約期間:
平成23年(2011年)4月から15年間
契約数量:
約50万トン/年
受渡条件:
本船着桟渡し(Ex-ship)
売主が輸送船を手配し、買主の受入基地まで輸送する受渡し条件
*平成18年7月12日にプレス発表した際の「基本合意の概要」と変更ありません。
以上
<参考> (*関連資料 参照)
サハリン・エナジー・インベストメント社の概要
サハリンIIプロジェクト液化・出荷基地の位置図