野村不動産、「イオン八千代緑が丘ショッピングセンター」を日本リテールファンド投資法人に売却
「イオン八千代緑が丘ショッピングセンター」売却に関して
日本リテールファンド投資法人と合意
当社の連結子会社である野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区取締役社長:鈴木弘久以下「野村不動産」という)は、千葉県八千代市所在の「イオン八千代緑が丘ショッピングセンター」(以下「本物件」という)の売却に関して、日本リテールファンド投資法人(本社:東京都千代田区代表者:執行役員近藤順茂)と合意いたしました。概要は下記の通りです。
記
1.物件の概要
名 称 イオン八千代緑が丘ショッピングセンター
所 在 土地:千葉県八千代市緑が丘二丁目1番3他
建物:千葉県八千代市緑が丘二丁目1番地6他/家屋番号:1番6
地 積 45,990.71m2
延床面積 129,874.20m2
種 類 店舗・駐車場
構 造 鉄骨造陸屋根6階建
竣 工 平成17年3月
2.譲渡価格
307億8,953万円(消費税等別)
3.今後のスケジュール(予定)
平成19年8月8日 売買契約締結
平成19年9月4日 引渡し
4.業績への影響
本物件の売却により譲渡益が発生いたしますが、平成19年5月11日に発表いたしました平成20年3月期の連結業績予想(中間期および通期)に織り込み済みです。
5.本件の経緯
本物件は、野村不動産が東葉高速鉄道「八千代緑が丘」駅前において、イオン株式会社への一括賃貸を前提として開発を行ったもので、「ジャスコ」を核店舗とした、衣・食・住・遊がテーマとなった約120の専門店が集積する大規模モール型ショッピングセンターとなります。日本リテールファンド投資法人より立地・商圏の優位性やイオン株式会社とのマスターリース契約(20年間の定期借家契約)による収益の安定性などが高く評価され、今回の売買合意に至ったものです。
以上
【八千代緑が丘地区について】
野村不動産では、本物件が所在する八千代緑が丘地区において、昭和40年代より事業に着手し、昭和63年の区画整理事業組合認可を経て、30年余にわたり住宅・商業をはじめとした大規模複合開発を進めて参りました。開発総面積は約50万m2にのぼり、これまでに、宅地約1,000区画、マンション約1,000戸などを供給してきております。
【グループにおける商業施設への取り組み】
野村不動産グループでは、本物件をはじめとして、シネマコンプレックス「fab南大沢(東京都八王子市)」や「チアーズ銀座(東京都中央区)」、「大名バルコニー(福岡県福岡市)」に代表される都心型レストラン・コンプレックスなど、これまでも商業施設開発を数多く手がけております。本年7月より商業施設に関するコンサルティングやプロパティ・マネジメントを行う株式会社ジオ・アカマツがグループの一員となったことに加え、大型商業施設「(仮称)北九州黒崎プロジェクト(福岡県北九州市)」や住宅・商業の複合開発「相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業(神奈川県相模原市)」といった事業も推進しており、今後も商業分野への取り組みを強化して参ります。
(※参考画像あり)