ブライトホームカンパニー、「ユニバーサルデザイン」に対する意識調査結果を発表
“ユニバーサルデザイン”思想に対するミセスの意識
~「言葉」の認知度81%、理解度50%~
株式会社トステム住宅研究所 ブライトホームカンパニー※(本社:東京都江東区亀戸、プレジデント:条生 秀人)では、住宅におけるユニバーサルデザインを、使いやすさ、動作のしやすさなど、目に見える設計上のポイントだけでなく、目に見えない空気・温熱環境といったところまで広げ、子供から大人まで誰もが住みやすい家づくりを目指しています。そこで、“ユニバーサルデザイン”に対する認識と住まいの実状を調査して、より具体的に今後の家づくりに反映させるため、自社が運営する住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」でミセスの意識調査を実施し、結果をまとめました。
(※ブライトホーム株式会社は、平成19年7月1日付で株式会社トステム住宅研究所ブライトホームカンパニーとして新しくスタートしました。)
●ユニバーサルデザインの認知度81%、理解度50%
公共機関や電機メーカー等のみならず、住宅業界においても設計思想として幅広く取り入れられている“ユニバーサルデザイン”ですが、調査対象の既婚女性(ミセス)の81%が「言葉を知っている」との回答であったのに対し、「言葉も考え方も知っている」との回答は50%にとどまりました。ユニバーサルデザインの中身(考え方)は、その言葉の認知度ほどは、理解されていない現状が確認できました(【グラフ1】)。また、「言葉も考え方も知っている」と回答したミセスを年代別にみると、20代で45%、30代で57%、40代で56%、50代で73%と、年代が高くなるにつれユニバーサルデザインの理解度が高くなる傾向が見受けられました(【グラフ2】)。
●身のまわりのユニバーサルデザイン36%
「身のまわりに“ユニバーサルデザイン”を感じるものがあるか」という設問について、「感じるものがある」と回答したミセスは全体の36%と、理解度より低くなる傾向が確認できました(【グラフ3】)。また、家族構成別に見ると、第一子の年齢が低い程「感じるものがある」との回答の比率が高まる傾向にあり、第一子未就学児層では、56%と高い結果となりました(【グラフ4】)。また、自由回答で得た「身のまわりに感じる“ユニバーサルデザイン”」は、大きく「住宅設計・設備」「生活用品」「公共施設・機関、乗り物等」「電化製品」の4つに分類することができました(【表1】)。
●ユニバーサルデザインの採用希望84%
「今後、家を建てるとしたら、ユニバーサルデザインの思想に基づいた設計や設備を採用したいか」という設問で、「採用したい」という回答が全体の84%を占めました。そのうち、「価格が上がっても採用したい」という回答は13%に留まり、71%が「それほど価格が上がらない範囲で、採用したいと思う」と回答しています(【グラフ5】)。
サイト上で紹介した、ユニバーサルデザインの階段(【写真1】)や引き戸(【写真2】)の設計について「いいと思う」と肯定的にとらえる率は、いずれも80%を超え、具体的な設計提案に対する意識が高いことが確認できました(【グラフ6・7】)。
調査結果より、ユニバーサルデザインにおける理解度が50%であることや、身のまわりにユニバーサルデザインを感じるものがある36%など、必ずしも社会的な認知が高く、浸透している状態とは言えませんが、私共ブライトホームは、子供からお年寄りまで幅広く健康に暮らせて、トータルで安全・安心・快適な住まいを提供することが大切であると考えますので、今後もお客様の安心のため、ユニバーサルデザイン思想を取り入れた住まいづくりに取り組んでまいります。
【WEB掲載】
掲載サイト名:住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」
掲載日:2007年8月20日(月)
人にやさしい住まいアンケート結果掲載のアドレス:http://www.brighthome.jp/ouchiclub/result/result20.htm
※「人にやさしい住まい」特集記事掲載のアドレス:http://www.brighthome.jp/ouchiclub/feature/feature28.htm
<お問い合わせ先>
(株)トステム住宅研究所 ブライトホームカンパニー
TEL:0120-17-0146 http://www.brighthome.jp/
(※ グラフ、表、写真、調査結果は関連資料を参照してください。)