NTTコムウェア、端末管理ソフトウェア「AdminITy Ver4.5」を販売開始
端末管理ソフトウェア「AdminITy Ver4.5」を販売開始
~「AdminITy DETECT」シリーズのラインナップ拡充、および連携強化~
NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 郁次、以下 NTTコムウェア)は、本日より、端末管理ソフトウェア「AdminITy(*1) Ver4.5」の販売を開始します。Ver4.5では、「AdminITy」の機能連携ラインナップ「AdminITy DETECT(*2)」シリーズ製品のひとつである「NetSkateKoban(*3)」との連携強化や、新たに「InfoTrace(*4) Ver1.6」との連携によるPCログの収集および追跡を実現します。「NetSkateKoban」との連携強化では、規定セキュリティーポリシー(*5)(以下、ポリシー)に準拠しないPCへの遮断機能などが更に強化されました。
【背景】
エンドポイント(ネットワークに接続する各端末)におけるセキュリティーの強化には、各クライアントPCを自社のポリシーに準拠させ、ポリシー違反に対しリアルタイムに対処できる"統合セキュリティー基盤"が不可欠です。「AdminITy」は高度なポリシーチェック機能や「NetSkateKoban」との連携による不正接続のネットワーク遮断機能を実現してきましたが、更なる強制力強化や、統合セキュリティー基盤を活用した、効果的なPCログの収集および追跡を行いたいという要望が挙がっていました。
【AdminITy Ver4.5の機能】
「NetSkateKoban」との連携強化
◆ポリシー違反PCに対するネットワーク遮断の強制力強化
ネットワーク遮断の機能が更に高度化され、「AdminITy」をPCから無断で削除したり、ポリシー違反を検出した場合には、自動的に強制遮断することが可能です。また、再接続するためにはWebコンソール(Web上の専用画面)を通じた管理者の承認が必要となることから、より高いセキュリティー対策効果が得られます。
◆Web コンソールによる可視的な運用フローサポート
新規導入PCの接続申請や承認、ポリシー修復後の遮断解除など、PCユーザおよび管理者の作業が、Webコンソール上で行えるようになりました。一般的な申請/承認フローに基づくグラフィカルな操作画面を利用することで、導入に際して運用フローを新規に策定しなくても簡単に運用開始できます。
PC利用ログ収集解析ソフトウェア「InfoTrace Ver1.6」との連携開始
◆PC操作ログ追跡の実現
PCの操作履歴などを収集し、様々な検索ができる「InfoTrace Ver1.6」との連携を開始し、「AdminITy DETECT」へラインナップしました。「AdminITy」を統合セキュリティー基盤として利用することで、「InfoTraceエージェント」(クライアントPCの操作ログをサーバへ送信するためにインストールするプログラム)のPCへの導入徹底、設定ファイルの一斉更新などの運用管理が一元的にできるだけでなく、「InfoTraceエージェント」が継続的にPCに導入されているかどうかをチェックすることも可能です。
Windows Vistaへの対応(管理クライアント側)
「AdminITy Ver4.5」から、Windows Vistaに対応しました。
現時点でのOS対応状況は以下の通りです。詳細はお問合せ下さい。
◆管理サーバ:Windows 2000 Server/Windows Server 2003
◆管理クライアント:Windows 95(OSR2以降)~Windows Vista/Red Hat Linux 8.0/Mac OS 10.3
【提供メニュー】
1,000ライセンス購入時のソフトウェア参考価格 ※( )内は税抜
・ポリシー統合管理: 5,670円(5,400円)/1ライセンス
・端末統合管理: 4,830円(4,600円)/1ライセンス
・セキュリティ管理+ポリシー管理: 4,515円(4,300円)/1ライセンス
・IT資産管理: 3,150円(3,000円)/1ライセンス
※AdminITy以外のソフトウェア、ソフトウェア年間保守価格、ハードウェア、システムの構築費用は含みません。コンサルティング、設置調整費用についてはお問合せ下さい。
【用語解説】
*1「AdminITy」:端末管理のトータルソリューション。情報資産台帳の自動作成から、管理者主導の統合的なセキュリティー管理、ポリシー違反PCの検知、そして違反項目の修復までをオールインワンで実現。PCセキュリティー対策の基盤システム。
*2「AdminITy DETECT」:AdminITyの機能連携ラインアップ。AdminITyの持つ管理データをセキュリティー基盤として活用することで、連携するセキュリティーソリューションのより大きな効果を提供。企業のセキュリティーコンプライアンスの徹底のために日々増え続けるセキュリティー管理項目へも広く対応可能に。
*3「NetSkateKoban」:株式会社サイバー・ソリューションズ(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:キニ グレン マンスフィールド Glenn Mansfield Keeni)が開発したネットワークセキュリティー商品。未許可パソコンのネットワーク接続を検知し、自動的に接続を遮断。
*4「InfoTrace」:株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鎌田 信夫)の提供するPC利用ログ収集・解析ソフトウェア。
*5「セキュリティーポリシー」:企業などの情報セキュリティーに関する基本方針。対策基準や実施手順、決められたファイルのアップデートやソフトのインストールといった、具体的ルールを示す場合も。
<参考資料>
※添付資料を参照
※AdminITyはNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※NetSkateKobanは株式会社サイバー・ソリューションズの登録商標です。
※InfoTraceは株式会社ソリトンシステムズの登録商標です。
※Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国におけ
る登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。