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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'01.25.Sat
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2007'09.28.Fri

伊藤忠商事、豪州での石油・天然ガスの3生産・開発鉱区権益を取得

豪州 石油・天然ガス上流事業について


 伊藤忠商事株式会社の子会社である伊藤忠ミネラルズ・アンド・エネルギー・オーストラリア社(IMEA)は、同社が100%保有するシエコ・エクスプロレーション・アンド・プロダクション(オーストラリア)社(豪州法人、以下:当社子会社)を通じて、豪州南東部・ビクトリア州沖海域のVIC/L26・27・28の3生産・開発鉱区権益を、豪州中堅石油・ガス開発会社であるアンゾン・オーストラリア社(オペレーター)及びビーチ・ペトロリアム社から各々10%ずつ購入することに合意し、昨8月9日に権益譲渡契約を両社との間で2007年8月9日に締結調印いたしました。今後は政府当局の承認を経て、上記3鉱区の20%権益を取得することとなり、ます。権益取得価額は、20%権益で246百万豪ドル(*)です。

 本件は、両社共同で実施された入札に応札後、契約交渉を行なってきたもので、当該3鉱区では2006年に原油の生産が開始されており、現時点での原油生産能力は日量約15,000バレルですが、今後鉱区内のガス開発と原油増産作業を計画しており、今後約15年にわたり安定した収益が見込める案件です。

 今回の獲得資産から生産される原油(バスカ原油)は、現在オーストラリア国内向けに販売されていますが、性状が極めて高品質(軽質・低硫黄)であることから、将来的には、日本を含むアジア向け販売の可能性が有ります。

 当該資産の購入により、当社の原油生産持分は、2007年末迄に、日量2,000-3,000バレル増加する見込みです。当社では、今回獲得した鉱区権益を基盤として、更に豪州での探鉱・開発活動を拡大して行く考えで、上述の生産権益買収費用及び開発作業費用を含め、今後豪州での石油・ガス上流事業において400億円以上の投資をする計画です。 

 伊藤忠商事は、リスク分散を考慮し投資対象地域を拡大しており、現在豪州の他、アゼルバイジャン、英領北海、米国、インドネシア、アルジェリア、ロシア及びナミビアでの原油・ガス開発・生産事業に加え、カタールとオーマンでLNGプロジェクトにも参加しております。
 伊藤忠商事は今回の豪州での鉱区取得によって、英国・米国及び豪州の海外3拠点体制を構築し、今後は情報収集の強化を図ると共に、2007年度は引き続き海外での優良、且つバランスの取れた探鉱・開発・生産鉱区権益の獲得に注力していく方針です。


以 上

(*)為替レート:2007年8月8日現在で1豪州ドル=約102円

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