平田機工、クライスラー社から新型エンジン組立ラインなど約70億円を受注
大型受注に関するお知らせ
当社は、クライスラー社様より、同社の新型エンジン組立ライン及びシリンダーヘッドサブ組立ライン(各2ライン:2008年3月期各1ライン、2009年3月期各1ライン)の大型案件を今般受注いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.受注の背景
当社は、自動車関連生産設備、FPD関連生産設備、半導体関連生産設備を中心とした生産設備の製造・販売事業を世界的に展開しております。
このうち自動車関連生産設備事業においては、国内・海外の各自動車メーカーより、エンジンやトランスミッションの組立ラインを多数受注しており、これら製品の品質や納期については各社より高い評価をいただいております。
特に、当社が独自に生み出したACS(Assembly Cell System)コンセプトによるシステム構成は、汎用性の高い効率的なライン設計が可能であり、多品種生産への対応や省スペース、メンテナンスの容易さなどの点で優位性を発揮しております。
今回の案件についても、ACSコンセプトによる組立ラインがクライスラー社様より高く評価され、採用に至ったものです。
2.受注内容
(1)組立ラインの構成
・新型エンジン組立ライン(総延長1,000m超) × 2ライン
・シリンダーヘッドサブ組立ライン × 2ライン
(2)受注金額
約70億円(各2ライン合計額)
(3)売上時期
2008年3月期中に各1ラインを売上予定、2009年3月期中に残りの各1ラインを売上予定。
3.今後の見通し
本件は、2008年3月期および2009年3月期の売上対象案件でありますが、2008年3月期分につきましては、既に業績見込み(連結・単体)に織り込んでいるため、業績予想に変更はありません。
以上