松下電工、温スチームと冷ミスト交互作用のくま・くすみに対する有用性を検証
温スチームと冷ミスト交互作用のくま・くすみに対する有用性を検証
~第25回 日本美容皮膚科学会総会学術大会※1(2007年8月開催)で発表予定~
松下電工株式会社では、多くの女性にとって大きな悩みである、加齢に伴う「くま・くすみ」の原因が皮膚の血行不良や色素沈着等から生じることに着目。 温スチームと冷ミストの交互刺激が肌内の毛細血管の拡張・収縮ならびに滞留血液の循環改善作用があることを検証しました。
また、臨床的には温スチームと冷ミストの交互刺激を連用することで、目周辺の「くま」・頬部の「くすみ」が改善し、日常的なケアの1つとして有効であることを皮膚科医※2と共に確認しました。
この結果は、2007年8月19日開催の 第25回 日本美容皮膚科学会総会学術大会で発表予定です。
※1 日本美容皮膚科学会:美容皮膚科学に関する研究およびその研究成果の普及、ならびに会員相互の交流をはかることを目的として研究活動を行っている学会。
※2 皮膚科医:関 太輔(せき たいすけ)先生 セキひふ科クリニック 院長・医学博士(経歴は後掲)
■検証方法
「くま・くすみ」を自覚する健康な成人女性6人(40~50歳代)に対し、1日1回12分~15分間、温スチーム(皮膚温度40~42℃)と冷ミスト(皮膚温度25~27℃)を交互に噴霧する連用評価を21日間実施し、皮膚の状態、皮膚色、皮下血液の酸素飽和度を測定しました。 また、主観評価(VAS法)で、経日変化を確認し、処置前と比較して自覚症状に連動した改善レベルを確認しました。
■検証結果
『温スチームと冷ミストの交互刺激が皮膚の滞留血液の循環改善(酸素飽和度上昇)を促し、温スチームと冷ミスト交互刺激の連用が眼周辺の「くま」・頬部の「くすみ」を改善することを確認』しました。
(1)連用において、皮膚内血液の酸素飽和度が有意に上昇することを確認
(2)連用において、眼下部の皮膚色(明るさ)が有意に上昇する事を確認また、頬部の皮膚色(彩やかさ)が上昇傾向であることを確認するとともに、角質状態の改善や皮溝の均一化を確認
(3)連用における主観(VAS法)評価において、くま(眼下部)及びくすみ(頬部)について、処置前と比較して有意な改善が認められた
以上の検証結果から、温スチームと冷ミストの温冷刺激には滞留血液の循環改善作用があり、加齢にともない目立ってくる眼囲の「くま」や「くすみ」の改善に対して、日常的なケアの1つとして有効であることを確認しました。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。