オートデスクとジオプラン、設備設計向けソリューション分野で協業体制を拡大
オートデスクとジオプランが協業範囲を拡大
~建築設備設計の効率化を推進~
オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:鬼澤盛夫、以下オートデスク)と株式会社ジオプラン(本社:東京都新宿区、社長:西澤常彦、以下ジオプラン)は本日、ジオプランを設備設計向けソリューションにおけるオートデスクの主要パートナーと位置づけ、両社の協業体制を強化する旨を発表しました。これにより、両社はともに、積極的な製品強化、販売促進活動を行っていきます。
協業強化の第1弾として、オートデスクの建築設計用の最新のCADソフトウェア「AutoCAD(R) Architecture(R)(旧製品名:AutoCAD Architectural Desktop) 2008」上で稼働する「Brain Gear Plus 2008」(定価:税込735,000円。発売元:ジオプラン)を、本年6月に出荷開始しました。従来、オートデスクの汎用CADであるAutoCADに対応していたBrain Gear製品ファミリを建築設計に特化したAutoCAD Architectureに対応させることで、ビルをはじめとする建築設計の効率化を支援します。オートデスクは、今後、販売代理店の体制を整え、ジオプランと共同でセミナーやトレーニングを実施するなど、共同ソリューションの積極的な販売促進活動を展開し、さらにジオプラン製品に対応する機能も強化していきます。すでに、8月1日には、大手住宅設備機器メーカーのものを含む約2,000点の機器データが、利用できるようになりました。
建築設計は、意匠(デザイン)と構造、設備の三つの分野に分けることができます。オートデスクは日本において、意匠設計のソリューションを中心に提供していましたが、本年7月に発表したアークデータ研究所との協業により構造設計の分野への本格進出を開始しました。本日発表のジオプランとの協業強化によって、空調や電気設備、配管設備、上下水道処理設備など、建築設備士や設備設計エンジニア向けに設備設計分野も強化します。
建設コンサルタントの株式会社日水コンの子会社であるジオプランは2005年2月、オートデスクのアプリケーション開発パートナー向けプログラム「Autodesk Developers Network(ADN)」に参加し、自社のBrain Gear製品とAutoCADの連携を図ってきましたが、今後は、建設設備分野での市場拡大のためにオートデスクとの協業を進めます。
以 上
※会社概要は、添付資料をご参照ください。
◆お客様問い合わせ窓口
オートデスク インフォメーションセンター TEL: 0570-064-787
株式会社ジオプラン プロダクトマーケティグ部 TEL: 03-5323-6495