ファイザー、団塊世代向け「正常眼圧緑内障」に関する調査結果を発表
NTG(正常眼圧緑内障)啓発サイト 「NTG40ホームページ」アンケート
「視野チェック」で、団塊の世代(58~60歳)の11.3%が
正常に見えなかった(=視野異常の可能性)と回答
-「60歳以上のおよそ10人に1人が緑内障」を知っている人はわずか11.0%-
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岩崎 博充、資本金648億円)は、NTG(正常眼圧緑内障)に関する情報を提供するウェブサイト「NTG40ホームページ」(URL: www.ntg40.jp 、以下 NTG40)を通じ、「団塊の世代」と呼ばれる58~60歳の男女600名を対象にした緑内障・NTG(正常眼圧緑内障)に関するアンケート調査を行いました。
本アンケートでは、NTG40上で緑内障・NTGの発見につながり得る3種類の「簡易自己チェック(視野チェック)」を体験していただき、視野異常の有無や、健康への意識などについて回答をいただきました。
視野チェックの結果では、3種類のチェックのうちいずれかで「正常に見えないところがあった」と回答した人(視野異常の可能性がある人)は、全体の11.3%(68人)でした。
いずれかの視野チェックで「正常に見えないところがあった」と回答した人のうち、半数を超える54.4%(37人)もの方々が、NTG40の閲覧後に「眼科で検査を受けようと思う」と回答しました。
緑内障の具体的な内容に関する認知度ついては、「早期に発見・治療すれば、失明の危険は少ない」と回答した人は36.3%(218人)、「自覚症状が少ないため、多くの場合、症状が進行してから発見される場合が多い」と回答した人は28.7%(172人)にとどまりました。調査対象者の年齢に大きく関わる「60歳以上のおよそ10人に1人が罹患している」に関して、わずか11.0%(66人)と低い認知度にとどまっています。また、「強度近視が緑内障の危険因子」であることを知っている人も、4.8%(29人)にとどまっており、一般生活者へ更なる情報提供が必要と言えます。
緑内障は、日本で40歳以上の20人に1人、特に60歳以上では、およそ10人に1人が罹患していると言われています。早期発見のためには眼科専門医で検査を受けることが重要で、検査によって視野に異常が現れる前に発見できる可能性も高まります。
【調査結果の要約】
■ 24.2%が目の健康や状態を心配し、うち6割以上が日常生活に「深刻な影響がある」と回答。
今後の人生で「気がかりなこと」について、「自分・家族の健康」と回答した人は37.3%(224人)で、「老後に必要なお金」の41.5%(249人)に次いで多い結果となっています。
今後の健康や身体への影響で心配なことについては、「足腰が弱くなる」が最も多い50.7%(304人)でした。「目が見えなくなる、見えにくくなる」と回答した人は24.2%(145人)でしたが、そのうち62.1%(90人)が日常生活に「深刻な影響がある」と回答しています。
■ 「視野チェック」で視野に異常が見られた人は11.3%。
NTGの発見につながり得る、3種類の「簡易自己チェック(視野チェック)」を体験していただいた結果、11.3%(68人)の人が、いずれかのチェックで「正常に見えないところがあった(=視野異常の可能性がある)」と回答しました。
■ 「60歳以上のおよそ10人に1人が罹患している」ことを知っている人は11.0%。
緑内障の内容についての認知度では、調査対象者の年齢に大きく関わる「60歳以上のおよそ10人に1人が罹患している」の項目で、11.0%(66人)と低い認知度にとどまっています。
また、「強度近視が緑内障の危険因子」であることを知っている人も、わずか4.8%(29人)でした。
■ 視野チェックで異常があった人の54.4%が眼科受診意向。
3種類の視野チェック体験後、いずれかのチェックで「正常に見えないところがあった」と回答した人(視野異常の可能性がある人)のうち、半数を超える54.4%(68人中37人)もの方々が、「眼科で検査を受けようと思う」と回答しました。
以上