メンター・グラフィックス、CHS製品群の最新版バージョン2007.1を発表
CHSの最新リリース:ユーザーの操作性向上にフォーカス
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、車載電気システムの設計とワイヤ・ハーネスの開発を支援するCHS製品群の最新リリースとなるバージョン2007.1を発表しました。パフォーマンスの強化に加えて、ユーザーの操作性向上にフォーカスしています。
最新バージョン2007.1は、ユーザー・アドバイス機能を提供するメンター・グラフィックスのカスタマー・サポート・ツールInfoHubを完全にサポートしています。通常の状況依存型ヘルプ機能だけではなく、TechNotesアドバイス・ライブラリや「how to」ビデオ等を含む様々な補助資料への迅速なアクセスが提供されます。また、InfoHubに対してユーザー独自の設計プロセス・ドキュメントを組み入れることも可能です。
CHSは、複数のオペレーティング・システム環境(Windows、Unix及びLinux)で運用することが可能です。バージョン2007.1では、Windowsライクな表示・操作方法を取り入れ、また、アイコンのデザインを改善しました。これにより、新しいユーザーでも直感的に操作できる使いやすい環境を提供します。また、従来のJavaメタル調の環境をオプション選択することも可能です。
バージョン2007.1では、様々な操作性を向上する機能に加え、飛躍的な性能向上を実現しました。例えば、複数の信号/ワイヤ接続を一度のユーザー・アクションで実装することが可能になり、メモリ管理も強化され、IT要件を軽減することができます。また、ツールセットの各部に重要な新機能を追加しました。例えば、CHSの強力な自動システム統合ツールであるCapital Integratorでは、複数の設計エンジニアが同時に作業できるようになり、生産性を向上し、様々な開発体制・組織に対応が可能となりました。
メンター・グラフィックスのIntegrated Electrical Systems Division、Product Marketing DirectorのNick Smithは次のように述べています。「CHSを新たに導入する顧客は世界中で拡大しており、ユーザーの使い勝手を向上するために、バージョン2007.1では、機能強化だけにとどまらずユーザー操作性の強化という点に多大なリソースを投入しました。」
●ハーネス・システムについて
http://www.mentorg.co.jp/solution/harness/