アイティフォー、保守サービス業専用のCRMパッケージソフトを出荷開始
保守サービス業専用のCRMパッケージソフトの新製品
「サービスアライアンス」バージョン8(日本語版)をリリース
~ 新機能「プロジェクト管理」で保守契約企業の囲い込みを実現 ~
アイティフォーは保守サービス業専用の業務統合化CRM(顧客情報管理)パッケージソフト「サービスアライアンス(ServiceAlliance)」の新製品であるバージョン8(日本語版)を本日より出荷開始します。すでに第一号ユーザーとして大手医療機器製造会社から本製品を受注済みです(注1)。今回の新製品では、大量の機器の設置作業や長期で広範囲にわたる保守サービス業務などを「人」、「モノ」、「コスト」の面で統合マネージする「プロジェクト管理機能」を核として、エスカレーション機能、保守部品管理機能、分析機能など数百の機能改善が随所に施され使い勝手と利便性が大幅に強化されています。アイティフォー、及び、開発元である米国アステア・インターナショナル社(Astea International)が提唱するSLM(Service Lifecycle Management)思想に基づき、保守契約企業の囲い込み、保守サービス員の業務効率アップ、そして新規顧客獲得のための機能がより充実した事により、保守サービス事業を利益体質に変革するためのサポートをより効果的に実現することができます。また、マイクロソフトの.Net2.0をプラットフォームとしているのでシステム構築において柔軟な開発が可能になっています。
既に多くの引合いが寄せられ業界での注目が集まっています。価格は小規模レベルで2,000万円から。初年度は10億円の売上を目標とします。なお、9月7日(金)に今回の新製品についての紹介セミナーを開催します。(詳細 http://servicealliance.jp/seminar/index.html)
【プロジェクト管理機能(Professional Services Automation)】
新規オフィスの開設や改装時に必要な様々な機器の設置、各種工事などを短期間かつ低コストで行なうためのプロジェクト管理機能です。機器の設置段階からお客様のプロジェクトに参画することにより保守サービス契約の新規獲得およびすでに保守契約中のお客様の囲い込みを実現します。 新しいオフィスや店舗など、各種施設の開設や改装時には施設の内装工事から始まり、電話線やLANの敷設、机・いすなど什器の設置、パソコン・プリンター・コピー機などのオフィス機器の設置など様々な作業がありますが、これらのプロジェクト管理を行なうのが「プロジェクト管理機能」です。じゅうたんを敷く前に机を設置することはできず、パソコンやプリンターを設置する前にはLANの敷設が必須となります。このように複雑に込み入った複数の作業を行なうそれぞれのベンダーや協力会社へ最も短い期間かつ低コストになるように作業指示を出して行きます。1つの作業が遅れれば、自動的に再スケジュールを行ない、設置や工事に必要なコストの計算も行ないます。コストが予算をオーバーしそうになると警告を出し、コスト削減のための代案作成を支援します。
これらの機能によりプロジェクト管理作業の「見える化」を実現することができるため、工期の短縮や価格競争率の向上を実現し、他社よりも有利な条件で機器の設置や工事を行なう事ができます。保守サービス業界においてこのような機能を持つ管理ツールは初であり多くの企業から注目を集めています。
(注1)大手医療機器製造会社の社名は守秘義務のため現時点では社名を公表できません。
■サービスアライアンスとは
サービスアライアンスは米国アステア・インターナショナル社が開発した保守サービス業専用のCRMパッケージソフトです。世界で35ヶ国600社、日本では40社以上への納入実績があります。サービスアライアンスの日本語版については、開発元である米国アステア社とアイティフォーが共同で開発を進めています。
【株式会社アイティフォーの概要】
代表者:代表取締役社長 須賀井 孝夫
本社所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
創 業:1972年12月2日
東証第一部(4743)
事業内容:システムインテグレーター(システム構築)
年 商:117億3,100万円(2007年3月期)
URL:http://www.itfor.co.jp/
電 話:03-5275-7841(代表)
(※ 参考画像は関連資料を参照してください。)