新日本石油、川崎事業所でアルコール系溶剤の生産能力を増強
アルコール系溶剤の生産能力増強について
~アジア市場でのシェア拡大を目指して~
当社(社長:西尾進路)は、当社グループの石油化学製品製造会社である新日本石油化学株式会社(社長:高橋良昭、川崎市)川崎事業所(所長:土師省司、川崎市)において、インキ、塗料などの原料となるアルコール系溶剤、IPA※1の生産能力増強を決定しましたのでお知らせいたします。
現状、アジア域内におけるIPAの需給バランスは、IPAの生産能力および原料となるプロピレンの不足により、供給量が需要量を下回っており、また今後も、東南アジアを中心に年間4~5%の需要の伸びが見込まれております。そこで、2008年月に予定されているIPA製造装置の定期修理期間中に、年間の生産能力を現在の7万5千トンから8万5千トンに増強するものです。
当社は今回の増強により、国内最大かつアジア有数のIPAメーカーとして、堅調な需要が見込めるアジア市場での更なるシェア拡大を目指してまいります。
以 上
※1 Isopropyl alcohol:イソフ゜ロヒ゜ルアルコール
特有の芳香を有し、水、エタノールなどに混合する無色透明のアルコール系溶剤
◆IPA製造装置
※添付資料を参照
【別添資料】
IPAの製造フロー(20.0KB)
新日本石油化学の概要(28.4KB)
※添付資料を参照