宇部マテリアルズ、美祢工場の石灰生産を増強
美祢工場生石灰15万トン増産、120万トン/年体制へ
1. 当社の事業内容
宇部マテリアルズ株式会社(取締役社長 安部研一)は宇部興産グループの中にあって、日本国内で豊富に産出される石灰石を原料としたカルシア関連製品のトップメーカーであるとともに、海水中のマグネシウム分を原料としたマグネシアクリンカー(耐火物原料)を国内で唯一製造しているメーカーです。
また、カルシア、マグネシアを主原料として、当社独自の技術によるファイン製品を開発し、最先端の電子材料をはじめ、機能性材料、食品関係など各種製品を市場に送り出しております。
2.美祢工場石灰焼成炉の1基再稼動により8基運転体制を開始
従来当社美祢工場は7基の焼成炉(宇部ベッケンバッハ炉)で運転しておりましたが、本年8月に8基目の焼成炉(宇部ベッケンバッハ炉)の稼働を再開しました。
カルシア事業部の主力商品である生石灰は、鉄鋼向けの出荷が旺盛であり、また製紙用も増加の方向にあるため、供給面ではタイトな状況が続いております。また、同製品のこれまでの需要動向からみると、下期においては更に出荷量が増加することが見込まれます。このため、西日本地区の需要先に対して安定供給を確保するため、美祢工場の焼成炉を1基再稼働することとなりました。
この度稼動を再開した炉は、平成2年から減産のため休止しておりましたが、本年8月から17年ぶりに運転を開始しました。これにより、美祢工場の生石灰生産能力は、15万トン/年増強され、120万トン/年となります。
当社としましては、今後も原燃料高騰というリスク要因をかかえておりますが、需要先との信頼関係をより強固にするため、製品の安定供給に努力していく方針です。
以上