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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2024'09.22.Sun
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2008'01.09.Wed

岡部、旭化成建材から海洋資材事業を譲り受けに基本合意

旭化成建材(株)からの海洋資材事業の譲り受けについて


 当社および旭化成建材(株)は、旭化成建材(株)が行っている海洋資材事業(人工魚礁の製造販売等)を当社が譲り受けることで基本合意いたしましたので、その概要を下記のとおりお知らせいたします。


             記

1.概 要

 当社は、100%子会社である岡部海洋エンジニアリング(株)を通じて、漁港漁場整備や環境保全等の沿岸域を対象とした水域緑化の研究を進め、自ら海藻を養殖し、それを移植する特色のある工法をベースに事業展開してまいりました。主力製品の一つには、柱体構造物に養殖した大型褐藻類(アラメ・カジメ類、ホンダワラ類)を移植し、立体的な藻場を造成する工法『工法名:マリンフォレストシステム』があります。近年、深刻な問題となっている海の砂漠化、いわゆる「磯焼け」を改善回復する事業に用いられています。このような高さのある構造を活かした立体的な空間は、魚介類の増殖場や漁場造成利用にも有効な製品であります。現在、当社ではこれら製品を主に国、地方公共団体等に営業し、公共事業等に採用されるに至っております。

 一方、旭化成建材(株)では海洋資材事業として人工魚礁等の製品開発・製造販売を永年にわたり行っており、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)を用いた人工魚礁においては30年近い実績があります。この度当社は、旭化成建材(株)から海洋資材の製造販売事業を譲り受け、当社工法製品と一体化する事により、更なる漁港漁場施設製品の充実を図りたいと考えております。また、公共工事全体が減少傾向にあるなかで、人工魚礁関連は漁業の振興と食料確保の観点から公共予算が増加している数少ない分野であることから、業績にも寄与してまいるものと考えております。


2.譲り受ける事業の内容

 当社が旭化成建材(株)から譲り受ける事業は、同社および同社の子会社が保有する海洋資材の製造および販売にかかる一切の権利を含みますが、子会社そのものが対象ではなく、製造設備、ノウハウ、工業所有権等を譲り受けの対象といたします。その時期、対価および内容はつぎのとおりであります。

(1)譲り受けの時期:2008年7月1日

(2)譲り受けの対価:約3億円

(3)譲り受けの内容:
 1)人工魚礁製造設備一式
 2)棚卸資産(製品等)
 3)関連工業所有権33件
 4)受け入れ社員数11名

(4)譲り受け会社:岡部株式会社
 (注)当該事業については、当社100%子会社である岡部海洋エンジニアリング(株)が行います。


3.当社の損益に与える影響

 当社は、100%子会社である岡部海洋エンジニアリング(株)の売上高、総資産額等が小規模であることから、これまで連結対象会社としておりませんでしたが、今回の事業の譲り受けをもって連結対象会社といたします。

 岡部海洋エンジニアリング(株)の2006年12月期実績および今回の事業を譲り受けた後3年目の2010年12月期目標はつぎのとおりであります。

*添付資料をご参照ください。

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