ニュアンスコミュニケーションズ、OCRソフト「OmniPage 16(英語版)」を発売
ニュアンスから電子文書化・PDF文書運用を強力にサポートする
OCRソフトウェア『OmniPage 16(英語版)』を発売開始
全世界で標準OCRソフトと認められたOmniPageが精度、使いやすさを向上したほか、スキャナ、MFP、デジタルカメラと融合した先進的な機能とともに登場!
音声・画像認識ソリューションのリーディング・プロバイダーであるニュアンス コミュニケーションズ ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、以下:ニュアンス)は、全世界でOCR(※1)ソフトの業界標準であるOmniPage16(英語版)の発売を開始いたします。本製品は、Windows上で極めて高いOCR性能と文書変換を発揮するアプリケーションで、高精度な文書変換機能、3次元のデジタルカメラデータを取り込む最先端技術、またそれらの高速処理を実現し、紙文書、PDF文書その他電子文書の運用を革新します。
(※1)OCR:Optical Character Recognitionの略で光学文字認識のこと。
これまでもOmniPageは、デスクトップOCRアプリケーションとしてその高い精度に対して全世界で高い評価をいただいてきました。今回の最新バージョンは、さらにコア技術であるOCRの精度を最大27%、また変換速度も最大46%向上しました。またデュアルコアプロセッサの利点を活かし、OmniPage15と比べも処理速度の向上がなされ、他社製品と比較してもOmniPage16は、最大50%の精度、最大46%の高速性を発揮します。
OmniPage16 Professionalは、Microsoft Office2007で採用されているEcma Open XMLフォーマットに準拠した初めてのOCRソフトウェアであり、またXML、電子文書の新しいフォーマットであるXPS(※2)にも対応し、文書のスキャニング、共有、保存、検索などに新しいソリューションを提供します。
(※2)XPS:XML Paper Specification(XPS)は、マイクロソフトがWindows VistaやOffice2007に投入している電子文書規格。
Document Imaging Report誌の記者、Ralph Gammon氏は、「今後も紙文書はなくならず、電子文書との共存のために多くのチャレンジがなされることと思う。OmniPage16によって、紙文書から電子文書への変換は新たなステージへと移行し、その精度、使いやすさ、XPS、Office2007対応という多くの機能によって、ニュアンス コミュニケーションズはこの業界でのリーダとしての位置を確固たるものにしたといえるでしょう。OmniPageは、あらゆる企業に対して業務効率の向上など多くの価値をもたらすでしょう。」と語っています。
OmniPageはその高い精度と使いやすさを高く評価され、人手を介した文書変換にかわり、業務時間の短縮と、従来の紙文書管理にともなうコストの削減に大きく貢献してきました。企業の規模に関わらずOmniPageはあらゆる文書―文書、契約書、表、記事、調査データ、技術文書などの紙文書から電子文書への変換の自動化を実現してきました。
Microsoft CorpのOffice groupのgroup product managerであるGray Knowlton氏は、「OmniPageは、ことにWindows Vista、Office2007、Microsoft Office SharePoint Server 2007のユーザには特に有用な製品となるでしょう。Ecma Open XMLとXPSの対応によりインターオペラビリティの向上に大きな足がかりとなる製品でしょう。」と述べています。
OmniPage16の最大の特徴は、日々の膨大な文書を変換するOCR機能の拡張です。
これらの新機能は非常に先進的なものであり、その多くが独自のソリューションです。
*主な機能、動作環境などは添付資料をご参照ください。
【 お客様お問合せ先 】
ニュアンス コミュニケーションズ ジャパン株式会社
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