ユニリーバ・ジャパン、年齢に関する意識調査結果を発表
日本社会における、年齢に関する意識調査
時代は、もはや新たなエイジング思考
“anti-age(アンチエイジ)からpro-age”(プロエイジ)へ
日本女性の年齢意識に新たな変化。オトナ世代は歳を重ねる事にむしろ肯定的。目下、年齢にとらわれないライフスタイルを謳歌中
ユニリーバ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 社長:上垣内猛)における世界戦略ブランド「ダヴ」では、年齢に関する意識調査を行いました。2007年6月、日本全国20歳~60際以上の男女各1000人づつ、計2000人に対し、実施いたしました。(調査実施概要は、別紙をご確認ください)
【 調査結果サマリー 】
●50代以降、年齢を重ねることに7割がポジティブ
男女ともに50代以降になると「歳をとっている」と認識する一方、年齢を重ねることに否定的ではなくポジティブに捕らえる傾向が強かった。
「年齢を重ねても、気の持ちようで楽しく暮らすことができる」(加重平均値1.2)
「年齢を重ねても、年齢相応のおしゃれや肌のお手入れはできる」(同1.0)など。
“歳をとること”の意味については
「経験を重ねること」22%、「思い出が増えていくこと」14%、「自分を高めていくこと」9%、「より自然体の自分に近づくこと」8%などと肯定的な意見が7割以上を占める。
■気持ちの上では「若さ」を自覚
年齢に関係なく各世代の男女とも、気持ちの面では「まあまあ若い」(58.8%)と思っている傾向にある。が、実年齢より若さを感じながらも、美容面(肌・髪)などでは、「白髪」「肌のたるみ」など年齢とともにおこる変化が、悩みの上位に挙がってきている。
■年齢とともに内面重視型へと変化
身体満足度については、若年齢層で「体重や体型」「全体的な容姿」などの面で、不満の度合いが大きい。が、高年齢になるにつれ、自己評価は内面に目を向けられており、「自信がある」(27%)、「人に好かれている」(26%)などが上位。自分の容姿や髪、肌など「見かけ」の状態は、自己評価項目では下位となっている。
■真の[オトナ]と感じる時期
自分が真の[オトナ]になったと感じる時期は、男女ともに30-34歳が最も多い(20.6%)。次いで女性においては、50-54歳で真のオトナとなったと感じる率が高かった。
[真のオトナ]の定義とは-「自分の人生に自信をもって(64.5%)、経済的に自立していて(59.4%)、他人への気遣いができる(55.2%)人。
●年齢にとらわれないライフスタイル
人生における50歳からの時期を、男性よりも女性の方がポジティブに捕らえている。
男性は「最後のがんばりどころ」(38.8%)としているのに対して、女性は「第二の人生の始まり」(女性51.1%)。
また「自由になれる」と答えた女性が38.4%に対して、男性はわずか16.7%。
50代からの女性の生き方比較においては、「自分の周りの50歳以上の女性は元気な人が多い」57.2%、「50歳以上の女性は、積極的に社会に参加した方がよい」51.3%
○楽しみは5年先
すべての年代において「これからの一番楽しみな時期の年齢は」実年齢の+5~10歳。
50歳過ぎて始めたコトは、国内・国外旅行52.0%、園芸36.3%、観劇21.0%、PCゲーム21.0%。ブログについては、10.8%(50歳以上:女性)元気な世代であることを象徴している。
(※ 調査概要など詳細は関連資料を参照してください。)