米スティール、ブルドックソースの株式などに対する公開買付け結果を発表
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド（オフショア）、エル・ピー
ブルドックソース株式会社の株式等に対する公開買付け終了のお知らせ
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド（オフショア）、エル・ピー（以下、「ＳＰＪＳＦ」）は、スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド－エス・ピー・ヴィーＩＩ・エル・エル・シー（以下、「ＳＰＶＩＩ」）を通じて実施したブルドックソース株式会社（コード番号：２８０４ 東証２部）（以下、「同社」または「ブルドックソース」）の普通株式および同社新株予約権（平成１６年６月２９日の第７９回定時株主総会の特別決議に基づき発行されたもの）の全て（既に保有している分を除きます）の公開買付け（以下、「本公開買付け」）を２００７年８月２３日に終了しましたのでその結果をお知らせします。本公開買付けに対する応募株式数は、１，３１８，４５６株、同社発行済み株式数の約１．８９％でした。その結果、ＳＰＪＳＦは、ＳＰＶＩＩの分も含め同社普通株式３，０９８，４５６株、発行済み株式数の約４．４４％を保有することになります。
ＳＰＪＳＦは、２００７年５月１８日に、ＳＰＶＩＩを通じてブルドックソースの議決権総数の１００％（現在保有分を含む）取得を目指して本公開買付けを開始しました。買付価格は、当初、２００７年５月１６日の同社株式終値に約２０％のプレミアムを上乗せした１株当り１，５８４円でしたが、２００７年６月１５日に１株当り１，７００円に引上げ、同時に、公開買付期間を２００７年８月１０日まで延長しました。変更後の買付価格１，７００円は、２００７年５月１６日までの過去１ヶ月の同社株価に約２６．７％、同１２ヶ月間の平均終値に約２５．８％のプレミアムを上乗せしたものです。ＳＰＪＳＦは、同社が予定していた新株発行の差止めを最高裁に申請していましたがこれが認められず、同社がＳＰＪＳＦ以外の同社の一般株主から新株予約権を取得する対価として、当該一般株主に対して、同社普通株式を交付したため、ＳＰＪＳＦは、これに対応して２００７年８月９日に、買付価格を一株当り１，７００円から４２５円に変更しました。ＳＰＶＩＩは、同日、買付価格の変更に関する公開買付届出書の訂正届出書を関東財務局長に提出しました。その結果、公開買付期間が２００７年８月２３日まで延長されました。
ＳＰＪＳＦは、２００７年６月７日付の同社の中期事業計画（「当社の企業価値向上にむけて」）、及び今回の買収防衛にかかわる数十億円にも上る費用負担が、同社の今後の事業展開、及び企業価値に与える影響について慎重に精査・分析を行ったうえで、株主として同社に対する今後の対応を考えていく所存です。
◆スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド（オフショア）、エル・ピー（ＳＰＪＳＦ）について
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド（オフショア）、エル・ピーは、投資先企業との長期的な関係を重視し、株主として積極的に経営陣に働きかけるバリュー投資ファンドであり、株主を含む全てのステークホルダーのために企業価値を向上させるべく経営陣と協働します。ＳＰＪＳＦは、日本株式に投資する目的でＳＰＪＳ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ， Ｌ．Ｌ．Ｃ．をゼネラル・パートナーとして英領ケイマン諸島で設立されたリミテッド・パートナーシップ形態の米国系投資ファンドです。
◆スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド－エス・ピー・ヴィーＩＩ・エル・エル・シー（ＳＰＶ ＩＩ）について
ＳＰＶＩＩは、ＳＰＪＳＦが設立した米国デラウェア州法上のリミテッド・ライアビリティー・カンパニー（有限責任会社）です。