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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2024'09.22.Sun
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2008'01.28.Mon

オリンパス、インド国立生命科学研究センターと共同イメージングラボを開設

オリンパス、インド・バンガロールにてバイオ研究を促進
インド国立生命科学研究センターと共同イメージングラボを開設


 オリンパス株式会社(社長:菊川 剛、以下オリンパス)は、インド国立生命科学研究センター(National Center for Biological Sciences、以下 NCBS、センター長:K.VijayRaghavan、所在地:バンガロール市)と共同で、同センター内に「NCBS/オリンパスマイクロイメージングセンター」を開設し、2007年9月1日より稼働いたします。「NCBS/オリンパスマイクロイメージングセンター」では、オリンパスの最先端の光学機器をNCBS内外の研究者や学生に広く利用してもらうことで、ライフサイエンス分野の研究に必要なバイオイメージング技術の普及、発展を目指し、インドのバイオ研究促進に貢献していきます。NCBSはインド最高レベルのバイオ研究機関の一つで、同センターが民間企業とこのような共同ラボを開設するのは今回が初めてです。


【 設立の背景 】
 数学・物理学などに長けた優秀な学力と豊富な人材により、IT産業で急速に発展しつつあるインドは、近年、医薬・バイオ産業など生命科学分野でも国際的に存在感を増しています。インド政府科学技術省バイオテクノロジー庁が2005年に国策として発表した「バイオテクノロジー開発戦略」によれば、インドのバイオテクノロジーが2010年までに50億ドルの歳入と100万人の雇用を生み出すと予想され、医療、農業、食品、環境などさまざまな分野で経済効果が期待できるとされています。特に、ハイテク企業が集積し「インドのシリコンバレー」と呼ばれるバンガロール市では、IT産業に続いてバイオ産業の隆盛がめざましく、既に海外からも大手製薬企業などが多数進出しています。今回オリンパスと共同でラボを開設するNCBSは、バンガロール市の農業科学大学(University of Agricultural Sciences)のキャンパス内に拠点を構え、インド最大の財閥、タタ・グループのタタ基礎科学研究所(Tata Institute of Fundamental Research)の所属の下でインドのバイオ産業を基礎研究分野からリードする最先端の研究機関です。
 一方オリンパスは、顕微鏡開発で長年培った光学イメージング技術を活かし、病気のメカニズムや薬の効きやすさなどのライフサイエンス分野の研究に重要な装置やアプリケーションの開発に注力してきました。バイオ産業で盛んな創薬や新治療法の研究には、生体を分子レベルで観察するバイオイメージングが有力な手法となっています。
 この度、オリンパスとNCBSが共同で設立したマイクロイメージングセンターは、NCBS内外のインドの研究者、学習者に対して最新の機器を利用する機会を提供することで、最先端のバイオイメージングの技術を活用した研究、教育をサポートいたします。


【 活動内容 】
 オリンパスは、共焦点顕微鏡など最先端の光学機器を設置し、NCBS内外の研究者、学習者に対して最新のバイオイメージング法を用いた研究、学習を支援すると共に、利用者からのフィードバックに基づき、オリンパスの光学機器をより効果的に活用するための新たな技術開発や次代の機器開発にもつなげます。また、研究者・技術者の教育・訓練の場として研修、ワークショップ、成果発表会などを開催し、バイオイメージング技術の普及に貢献すると同時に研究者・技術者同士のネットワーク構築を推進します。


【 「NCBS/オリンパスマイクロイメージングセンター」の概要 】
 代表者:Dr.Satyajit Mayor(現職:インド国立生命科学研究センター教授)
 所在地:National Center for Biological Sciences
      Tata Institute of Fundamental Research
      GKVK,Bellary Road,Bangalore 560065,India
 延床面積:77.5m2
 設置機材:
    ・ライブセル・イメージング・ステーション (IX81-ZDC)
    ・一分子蛍光観察システム (IX81-TIRFM)
    ・ディスクスキャン・コンフォーカル顕微鏡 (BX61-DSU)
    ・蛍光マクロ顕微鏡 (MVX10)
    ・蛍光実体顕微鏡 (SZX16-RFA)


【 インド国立生命科学研究センターの概要 】

 センター長:K.VijayRaghavan
 所在地:インド、バンガロール
 設 立:1991年
 インド国立生命科学研究センター(NCBS)は、インドのタタ基礎科学研究所に所属し、分子、細胞、生体に関してさまざまな角度から研究を重ねるバイオ基礎研究機関です。自然科学、数学、コンピュータサイエンスなどあらゆる分野の専門家が集まり、また国内外の他研究機関と積極的に提携を進めています。

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