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『革命家の告白』 P・J・プルードン著 山本光久訳 定価:本体7800円(税別) 8月28日刊行 “アナーキスト プルードンによる、1848年2月革命批判。
フランスの社会思想家プルードンによる、1848年2月革命批判の書。 政府とはなにか、政治とはどうあるべきかを論じながら、1848年以前の 政府の腐敗を糾弾する。しかし、自らもその思想的参照先となっていた 2月革命にも批判の矛先を向け、高邁な理念を掲げて行われた革命によ って旺盛を妥当し成立した政府が、旧体制と何ら変わらぬ、権力者のた めの政治を行う事を歎く。巻末に、「マルクス・プルードン往復書簡」 など、附録多数。 【内容目次】 序・政府とは何か。神とは何か/懺悔ノ祈リ/信仰告白。党派の性質と 目的/政府の性質と目的/一七九八―一八三〇年、政府の諸行為/一八 三〇―一八四八年、政府の腐敗/臨時政府/ルイ・ブランの反応/ルド リュ=ロランの反応/バスチードとマラストの反応/カヴェニャックの 反応/私は何者か/社会主義の新たな示威/社会主義の進歩、モンター ニュ派の転向/憲法/人民銀行/ルイ・ボナパルト/バロ=ハルーの反 応。政府の崩壊/クラブに関する法律。合法的転向/ローマ遠征/社会 民主主義的党派の立憲制/結論/あとがき――中産階級礼賛/資料 【著者紹介】 P・J・プルードン(Pierre Joseph Proudhon)社会思想家 1809~ 65。貧しい職工の家に生まれ、印刷所で印刷工、校正係をしながら独学 する。1840年、『所有とは何か』で、一躍フランス思想界の寵児に。 1846年の『貧困の哲学』は、マルクス『哲学の貧困』によって徹底的に 批判される。1848年には国会議員となるが、ルイ・ボナパルトの政策を 批判し、投獄される。晩年は不遇であったが、膨大な量の手記を残し た。 山本光久(やまもと・みつひさ)翻訳家 1950年生まれ。フランス文学 専攻。「日本読書新聞」、「現代詩手帖」、「図書新聞」編集長などを 経て、フリーに。訳書に、ロジェ・ラポルト『プルースト/バタイユ/ ブランショ』、ジネディーヌ・ジダン『ジダン』、フィリップ・ドレル ム『しあわせの森をさがして』ほか。