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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2007'08.28.Tue
報道関係者各位

平成15年9月26日
株式会社バガボンド
http://vagabond.co.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バガボンド、情報通信市場の最新動向と予測 調査結果を発表
~国内/海外キャリアの動向・戦略を分析し、
                   2007年度までの通信市場を予測~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■■ 概要 ■■

インターネットコンテンツの企画・運営を行う株式会社バガボンド(代表取締
役 原 隆志 東京都渋谷区)は、2003年9月に発刊した調査資料「情報通信ネ
ットワークの動向分析とコミュニケーション機器市場の展望2003年度版」の調
査結果を発表した。

調査結果によると、主要キャリアの売上高の総計は約13兆円9000億円(2002年
度)で、その約18%の2兆5200億円が設備投資に投じられている。キャリアの
設備投資の中心となるネットワーク機器は、設備投資額の約70%の1兆7700億
円である。ユーザーが使う端末機器市場は、ネットワーク機器市場と同レベル
の1兆6200億円となっていた。
また、通信サービス市場は、全体としてはほぼ横ばいで推移すると予想されて
いる。

■■ 調査概要 ■■

通信市場は、規制緩和とグローバル化、さらに技術革新によって、通信事業者
の取り巻く環境は激変している。また、国際、国内、移動体等の業務区分の廃
止、さらには第一種、第二種区分の廃止等により、新規キャリアの参入が起き
ている。近年の技術革新は、IP化、光化、ブロードバンド化といったキーワー
ドで表現される。

通信事業者は電話を中心にした回線交換のネットワークからIP(インターネッ
ト・プロトコル)統合網の構築に向けて大きく動き出した。データ通信網だけ
でなく、電話網を含めたあらゆる通信網がIPに統合・融合される。2002年4月
から始まったばかりのIP電話サービスが1年で200万加入を突破するという驚異
的な普及もその現れだ。同時に膨張する通信トラヒックに対応するため、メト
ロネットワークの大容量化、さらにはアクセス網にまで光化またはブロードバ
ンド化が及んでいる。これらは、電気通信事業が始まって以来の革新だと言え
る。移動体通信でも、高速化、IP化の流れは同様だ。3Gサービスが本格化し、
EV-DOなどの高速データ通信も登場する。さらに、無線LANを利用したホットス
ポット・サービスも普及し始めている。

本調査研究資料は、通信サービス市場・ネットワーク機器市場・端末機器市場
などの各市場を総合的に把握し、それにキャリアの動向や戦略の分析を加える
ことによって、各々の市場の方向性をより鮮明にしている。

本調査レポートは次のような特徴を持っている。
1.ネットワークサービス市場、ネットワーク機器市場、コミュニケーション
 (端末)機器市場をキャリア各社の戦略を含めて総合的に分析
2.2007年度までのネットワークサービス市場、ネットワーク機器市場、
 コミュニケーション(端末)機器の市場予測
3.国内/海外の主要キャリアの動向・戦略を分析
4.2007年度までのキャリアの設備投資を予測
5.ネットワークサービス市場、ネットワーク機器市場、コミュニケーション
 (端末)機器市場のキャリアシェア、メーカーシェアを調査
6.主要メーカーのプロダクト・コンセプト/販売戦略を調査

■■ 調査結果抄録 ■■

●通信市場の総括

本調査レポートでは、通信市場を通信サービス、各キャリアの戦略、通信イン
フラのネットワーク機器およびユーザーが導入するコミュニケーション機器と
いう切り口から調査した。

 通信サービス、つまり主要キャリアの売上高の総計は約13兆円9000億円
(2002年度)で、その約18%の2兆5200億円が設備投資に投じられている。キ
ャリアの設備投資の中心となるネットワーク機器は、設備投資額の約70%の1
兆7700億円である。ユーザーが使う端末機器市場は、ネットワーク機器市場と
同レベルの1兆6200億円となっている。

 通信サービス市場は、全体としてはほぼ横ばいで推移すると予想される。そ
れは60%を占める携帯電話サービスが市場成熟期を迎え、ARPUが低下傾向にあ
り、さらに新規加入者数も年々下がっており、以前のような成長が見込めない
ためだ。

 固定通信サービスに限れば、今後も減少傾向が予想される。キャリアの収益
を支えてきた加入電話サービス収入の減少傾向が続く中で、データ伝送、イン
ターネット接続サービスが電話収入の落ち込みをカバーできるところまでに達
していないためだ。その結果、有線系キャリアは押しなべて収益を悪化させ、
それがキャリアの設備投資の削減につながっている。

 2003年度の設備投資は、携帯電話キャリアの3G投資と有線系キャリアのブロ
ードバンド投資によって救われているが、そのピークが去る2004年度以降は減
少傾向に転ずると予想される。

 有線から無線、キャリアからユーザーまですべてネットワークにおいて、IP
シフトが起きている。通信事業者は電話を中心にした回線交換のネットワーク
からIP統合網の構築に向けて大きく舵を切った。IPへの統合化は通信機器市場
にも大きな影響を与えている。IPネットワークの構成機器は、光ケーブルによ
る伝送路、WDM、超高速ルータなどの伝送機器で、既存の交換機や伝送装置ベ
ースとしたネットワークより非常に低コストで構築が可能となる。その結果、
通信事業者のネットワーク設備への投資は、今後も総額では減少していくもの
と思われる。

 ただ、2002年4月から始まったばかりのIP電話サービスが1年で200万加入を
突破し、企業ではIPセントレックスが急速に普及し始めている状況を見ると、
IP網への統合は予想より早い時期に実現することもあり得る。

 コミュニケーション機器市場は、無線通信機器、特に市場全体の65%と圧倒
的なシェアを占めている携帯電話市場によって左右されている。2002年度は、
新規加入者数の頭打ちや景気悪化による端末購入サイクルが長くなったため、
携帯電話市場は対前年比11%程度落ち込んだ。2003年度は、カメラ搭載端末の
高機能化が進むことで、買い替え需要を中心に堅調に推移し、台数ベースでは
1.2%増と見込まれるが、端末価格の下落を吸収できず、金額ベースでは横ば
いか微減と予想される。

 期待の3G端末は、2004年度から本格的に普及し、買い換え需要と端末単価を
押し上げ、市場を成長軌道に戻すと思われる。


通信市場規模予測(単位:億円)
──┬──────┬─────────
年度│通信サービス│キャリアの設備投資
──┼──────┼─────────
2001│   138,181│      31,118
──┼──────┼─────────
2002│   139,077│      25,218
──┼──────┼─────────
2003│   137,935│      26,476
──┼──────┼─────────
2004│   137,402│      25,500
──┼──────┼─────────
2005│   134,947│      25,330
──┼──────┼─────────
2006│   137,750│      25,470
──┼──────┼─────────
2007│   138,680│      26,970
──┴──────┴─────────

通信市場規模予測(単位:億円)
──┬────────┬───────────
年度│ネットワーク機器│コミュニケーション機器
──┼────────┼───────────
2001│     20,135│        17,778
──┼────────┼───────────
2002│     17,705│        16,266
──┼────────┼───────────
2003│     18,415│        16,775
──┼────────┼───────────
2004│     16,198│        18,106
──┼────────┼───────────
2005│     14,517│        19,816
──┼────────┼───────────
2006│     13,668│        21,447
──┼────────┼───────────
2007│     13,492│        22,886
──┴────────┴───────────

※外資系等一部のキャリアを除く、調査対象キャリアの通信サービス収益およ
 び設備投資額の合計。通信機器は、調査対象機器の市場規模の合計。
 2003年度以降はバガボンド推定。

【更に詳細な調査結果は下記ページにてご覧頂けます】
http://shop.vagabond.co.jp/p-com04.shtml

■■ 媒体概要 ■■

【詳細】
「情報通信ネットワークの動向分析とコミュニケーション機器市場の展望
2003年度版」

発 刊 日:2003年9月
発行・販売:株式会社バガボンド
判  型:A4版・744頁
価  格:120,000円
   (別途消費税6,000円 別途送料500円 合計126,500円)

【詳細URL】
http://shop.vagabond.co.jp/p-com04.shtml

【お申し込み方法】
TEL・FAX・e-mailのいずれかにて住所・お名前・e-mail・電話番号・会社名を
明記の上お申し込みください。
また、上記URLよりお申し込みページへリンクしておりますので、そちらのフ
ォームでのお申し込みも可能となっております。

■■ 株式会社バガボンド ■■

 ・設 立:1996年10月
 ・資 本 金:4億1,745万円(2002年1月21日現在)
 ・代 表 者:代表取締役 原 隆志
 ・事業内容:インターネットコンテンツの企画・制作・運用・管理
 ・取扱商品:・企業様のweb、メールマガジンのコンテンツ企画、制作、運
    用、顧客対応業務の代行
    ・セキュリティ製品レビュー、ウイルス情報、セキュリティホ
    ール情報、インシデント情報など幅広くセキュリティ情報を
    提供
    ・情報通信市場、ネットビジネスに特化した独自調査の企画、
    受託、調査資料の制作・販売
 ・U R L: http://www.vagabond.co.jp/
 ・連 絡 先:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-3-5 モリモビル4F
    TEL:03-5468-6253 / FAX:03-5468-6254
    info@vagabond.co.jp

■■ この件に関するお問い合わせ ■■

〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3-3-5 モリモビル4F
株式会社バガボンド
TEL:03-5468-6231 / FAX:03-5468-6254
担当:安田
info@shop.vagabond.co.jp

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