報道関係各位
2003年11月13日
株式会社 バンダイ
マイクロソフト 株式会社
バンダイとマイクロソフトが、
アニメコンテンツ配信事業のグローバル展開で提携
~バンダイがマイクロソフトのデジタルメディア技術、コピー防止技術などのシステムを採用し
国内のみならず、12月の韓国を皮切りに海外市場でのアニメコンテンツ配信を開始~
株式会社 バンダイ(本社:東京都台東区 社長:高須 武男 以下:バンダイ)とマイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:マイケル ローディング、以下:マイクロソフト)は、バンダイのオンデマンド映像配信事業においてデジタルメディア技術であるWidows Mediaィ 9シリーズと、著作権保護技術であるWindows Media Digital Rights Management 9シリーズを活用したアニメコンテンツ配信サービスのグローバル展開での提携、およびコンテンツ配信システムにおける技術協力を行うことで合意しました。
提携の背景
バンダイグループは、世界で評価されているアニメコンテンツを豊富に保有しており、2002年10月より株式会社バンダイチャンネルがオンデマンド映像配信事業開始、1年間の有料視聴数は300万話を突破しています。マイクロソフトは、デジタルプラットフォームのWindows Media 9 シリーズを2003年1月29日より提供開始しており、著作権が保護されたコンテンツ配信環境を実現する技術をコンテンツプロバイダーなどに提供しています。
今回、両社が提携することにより、共同市場開拓および共同マーケティングを行い、バンダイチャンネルのアニメコンテンツ配信を日本だけではなく、グローバルに展開できるように取り組んでいきます。
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具体的な内容
提携の第一弾として、バンダイチャンネルによるアニメコンテンツ配信のグローバル展開に向けて、Windows Media Digital Rights Management 9 シリーズを利用した海外へのアニメコンテンツ映像配信プラットフォームを共同で企画および構築をします。システムの構築、運営は株式会社バンダイチャンネルと株式
会社NTTデータで行ないます。
具体的には、以下の取り組みを実施していきます。
1. バンダイは、マイクロソフトと協力し、グローバル展開の第一弾として、韓国においてアニメコンテンツ配信サービスを開始します。韓国では4社の現地サービスプロバイダー経由で2003年11月下旬より順次サービス提供開始を予定しています。 その後2004年には、現地での検証を経て順次アジア、欧州、北米において事業展開を立ち上げていく予定です。
2. バンダイは、Windows Media9 シリーズに全面的に対応したアニメコンテンツを国内のインターネットサービスプロバイダー(ISP) へ提供します。今後、ISPが、順次配信サーバーをWindows Serverェ 2003にアップグレードすることで、ユーザーは、Windows Media 9 シリーズの特性を活かした、より高品位な映像配信を楽しむことが可能になります。
3. バンダイチャンネルが、アニメコンテンツ配信にWindows Media 9 シリーズの著作権管理技術のWindows DRM 9を採用することで、コンテンツの販売数やコンテンツの許諾の一元管理が実現します。またWindows Media 9 シリーズがサポートする字幕機能により、動画コンテンツの多言語化が低コストで展開が可能になります。
バンダイは、アニメコンテンツ配信のグローバル展開を目指していきます。また、マイクロソフトは、Windows Media9シリーズの著作権管理技術を利用した信頼性のある配信環境の提供を目指していきます。
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* Microsoft、Windows Media、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
<<報道関係者からのお問い合わせ先>>
株式会社バンダイ 広報チーム 田上 電話:03-3847-5005 FAX:03-3847-5067
マイクロソフト株式会社 広報グループ 荒木
電話:03-4523-3210、e-mail:mskkpr@microsoft.com
<<お客様からのお問い合わせ先>>
株式会社バンダイ support_b-ch@bandai.co.jp
マイクロソフト株式会社 インフォメーションセンター
電話:東京:03-5454-2300 / 大阪:06-6347-9300
<添付資料>
株式会社バンダイチャンネルについて
バンダイグループ4社(バンダイ、サンライズ、バンダイビジュアル、バンダイネットワークス)が出資するブロードバンド向けコンテンツ配信会社。2002年10月より「機動戦士ガンダム」シリーズなどバンダイグループが保有するアニメーション作品の有料配信事業を開始。2003年
月末時点での配信作品55タイトル(総話数973話)、提携配信事業者数19社で、累計販売数は320万話に達しています。
設立:2002年3月 本社:東京都台東区 代表取締役社長:松本 悟
提携配信事業者(五十音順):
株式会社ISAO(isao.net)、エー・アイ・アイ株式会社(AII)、エキサイト株式会社(BB.excite)、
NTTコミュニケーションズ株式会社(OCN)、NTTブロードバンドイニシアティブ株式会社(BROBA)、関西電力株式会社他(BBit-Japan)、関西マルチメディアサービス株式会社(B-BOB.net)、株式会社ショウタイム(ShowTime)、ドリームネット株式会社(DreamNet)、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(So-net)、ドリームネット株式会社(DreamNet)、西日本電信電話株式会社(フレッツ・スクウェア)、ニフティ株式会社(BB@nifty)、日本電気株式会社(BIGLOBE)、東日本電信電話株式会社(フレッツ・スクウェア)、ヒットポップス株式会社(HitPops)、株式会社ぷららネットワークス(Plala)、ヤフー株式会社(Yahoo!BB)
韓国のアニメコンテンツ配信のオンデマンド映像配信について
サービス開始時期:2003年11月下旬
配信パートナー:サービス開始時点の会社のみ表記
Candy33(Daiwon Digital Entertainment Co., Ltd.) Conpia(KBS internet)
Hanafos(Hanaro Dream, Inc.) MSN(Digital Prism Co., Ltd.)
*( )内はサービス運営会社
サービス開始時の配信タイトル:以降、毎月2タイトルを追加予定
・ガンダム(劇場版3部作) ・・・ ・機動戦士Zガンダム(TVA全50話)
・ダーティペア(TVA全26話) ・聖戦士ダンバイン(TVA全49話)
・.hack//SIGN(TVA全26話)
配信形態と提供ファイル:
・ストリーミング
・Windows Media 9コーデック&SAMI(字幕)
配信帯域と価格
・TVアニメ 低帯域(300kbps):800W 広帯域(700kbps):1200W
・劇場版 低帯域(300kbps):1500W 広帯域(700kbps):2000W
*視聴期間はすべて24時間
海外におけるアニメコンテンツ配信の仕組み
特長:海外でのコピー防止を日本で集中コントロールすることが可能
海外での売上を日本でリアルタイムに把握することが可能
Windows Media について
Windows Media 9 シリーズは、デジタルコンテンツの再生、配信、制作、著作権保護ができるデジタルプラットフォームです。 (詳細情報 : http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/ )
以上