2004年1月
椿咲く古都の冬のまつり“まつえ暖談食フェスタ2004”を開催
松江の冬の味覚が一堂に、2月8日(日)~15日(日)、市内各所で
松江地区観光客誘致推進協議会では、松江の冬の味覚を一堂に集め、さまざまなイベントを通して松江の食を体験できるイベント“まつえ暖談食フェスタ2004”を開催いたします。会期は2月8日(日)から15日(日)の8日間、松江駅前および周辺、天神町商店街、カラコロエリアをはじめ松江しんじ湖温泉、市内旅館・ホテル・料理店など市内各所が会場となります。
“まつえ暖談食フェスタ”は、松江市および市内の観光関連団体など官民で組織する松江地区観光客誘致推進協議会が、観光オフ・シーズンである2月の活性化策として昨年(2月11日~16日)第1回を実施し、「老舗旅館創作鍋」や「料亭弁当」など5つのテーマ企画におよそ48,000人の観光客が参加しました。
今年の“まつえ暖談食フェスタ2004”は、
● 松江駅前やその周辺、商店街、広場を“市場”にみたて大集結させた松江のご馳走を楽しむ《暖談ごちそう市場》
● 気鋭のシェフやソムリエ、芸術家、学者のトークと料理を楽しむ《暖談フォーラム》
● 著名料理人のトーク&料理ショー《暖談グルメまつり》
● 松江市内の旅館、ホテル、料理店15社それぞれが腕によりをかけて用意する松江ならではの冬の味覚・料理を賞味できる《暖談フェア》
など企画面で文化性・娯楽性をさらに高めることで、70,000人の動員を見込んでいます。
“まつえ暖談食フェスタ2004”の実施概要は次の通りです。
<記>
■ “まつえ暖談食フェスタ2004”実施概要
2月8日(日) 開会式典と暖談ごちそう市場
会場/JR松江駅前および駅前周辺
時間/ 10:30 オープニングセレモニー
10:40 抽選会・振舞酒(しぼりたて生酒)
15:00 終了
暖談ごちそう市場では、松江市および周辺地域から腕に自慢の料理人・お店が多数参加し、まつえ暖談食フェスタのために地域の食材を利用した特別メニューを用意しました。「山の幸」vs「海の幸」の大鍋対決をはじめ、老舗の味「創作弁当」を松江美味店会の六店が競演、玄丹そば協議会の出雲蕎麦、あるいは隠岐、奥出雲、石見各地の特産品販売など、41店舗(42テント)が出店します。
2月9日(月) 食の交流in松江[島根⇔東京]
会場/ホテル一畑
時間/12:00~15:00
料金/10,000円(税込み)
定員/50名(定員になり受付終了)
島根県産の食材を使った料理、地酒、ワインを楽しむ交流会。料理の解説は、レシピ開発を担当したホテル日航東京・洋食料理グループ総料理長の照沼英則氏。ワインと酒の解説はソムリエの仁田秋夫氏。島根の食材に惚れ込んだ気鋭の若手二人が語る料理と酒の話しを聞きながら、その料理を実際に食べられます。
東京から、高城順子(料理研究家・NHK今日の料理)、長峯和雄(築地・青果物卸)、伊藤淳一(築地・鮮魚塩干仲卸)、新名信子(東京「食の会」会長)、永田裕子(東京「食の会」事務局長)、三ツ村光彦(しまね県産品ブランド育成コーディネイター)の各氏が参加し、島根と東京の食の交流について意見を交換します。
2月9日(月)~10日(火) 暖談フェア
松江しんじ湖温泉・市内旅館・ホテル・料理店の「松葉ガニと寒ブリ」の特別プラン
参加旅館・ホテル・料理店/?松江東急イン、?野津旅館、?大橋館、?松江皆美館、
?松江ニューアーバンホテル、?水明荘、?ホテル一畑、?松平閣、?なにわ一水、
?てんてん手毬、?博多、?鶴丸、?なにわ本店、?臨水亭、?魚一
期間・料金/2月9日~10日を中心に2月から3月にかけてそれぞれが独自に実施し、料金も3,000円(税込み)~16,800円(宿泊・税別)までさまざま。
「美味健彩(ビミケンサイ)」をテーマに、各店が腕によりをかけて日本海の冬の味覚「松ガニ」と「寒ブリ」をメイン料理に仕上げ、味を競い合います。エントリーは松江神事しんじ湖温泉を中心に市内の旅館・ホテル・料理店で、会食・宿泊等の「おもてなし特別プラン」として提供します。
2月11日(祝・水) 暖談晩餐会
すめらぎの晩餐「ロイヤルメニューと郷土芸能を楽しむ宴」
会場/ホテル一畑
時間/18:00~21:00
料金/12,000円(税込・料理、トークショー・石見神楽)
2,000円(税込・トークショー・石見神楽)
定員/200名(定員になり受付終了)
料理はホテル一畑の総料理長が地産の食材にこだわり、島根の食を極めようと力を注いで取り組んだもの。
トークショーでは狂言師野村万之丞氏が、2003年に復元した阿国歌舞伎や、2004年の小泉八雲百年祭にちなむ興味深い話しを披露。
2月12日(木) 暖談晩餐会 「郷土の酒と肴の宴」
会場/ホテル白鳥
時間/18:00~20:00
料金/3,000円(税込)
定員/150名(定員になり受付終了)
郷土で育まれた美味しい旬の地酒と厳選された肴を、島根県立女子短期大学学長・藤岡大拙先生による「出雲における江戸時代のご馳走」のトークを交え楽しむ晩餐会です。
2月13日(金) 暖談グルメ祭
トーク&料理ショー 平野寿将氏 松江の食を創る
松江郷土料理研究会による「松江が勝負する冬の日本海」
会場/ホテル一畑
時間/11:00~14:00 料金/5,000円(税込)
定員/200名(定員になり受付終了)
テレビなどマスコミで活躍する料理家 平野寿将(ヒラノヒサマ)氏が、宍道湖七珍を用いて松江の新たな味わいを創作する料理実演と、トークショーを行います。また日頃から宍道湖や日本海の海の幸、出雲地方の野山の幸でおいしい料理を生み出す努力を重ねている郷土料理研究会が、今回は「冬の日本海」の幸に挑戦、そのレシピが会場で多数披露されます。
2月14日(土)・15日(日) 暖談ごちそう市場
会場/14日=天神町商店街
15日=カラコロエリア(京町商店街・カラコロ工房・南殿町商店街)
時間/11:00~15:00(両日とも)
暖談ごちそう市場では、松江市および周辺地域から腕に自慢の料理人・お店が多数参加し、まつえ暖談食フェスタのために地域の食材を利用した特別メニューを用意しました。「山の幸」vs「海の幸」の大鍋対決をはじめ、老舗の味「創作弁当」を松江美味店会の六店が競演、玄丹そば協議会の出雲蕎麦、あるいは隠岐、奥出雲、石見各地の特産品販売などの店が、14日には48店舗(38テント)、15日には41店舗(38テント)出店します。
以 上
■まつえ暖談食フェスタ
平成16年2月8日~15日
(参考:主要ゲストプロフィール)
照沼英則(テルヌマ ヒデノリ)さん●「ホテル日航東京」洋食料理グループ総料理長。如水会館で修行。シェラトングランドホテル、東京ベイホテル&タワーズなどを経てホテル日航東京へ。01年より現職として約90人からなる洋食部門を率いる。あらゆるリクエストに対応できるメニューアレンジが必要と考え、世界各国の料理に柔軟性を持って取り組む。
仁田秋夫(ニタ アキオ)さん●「アヴェニュートレーディング」ゼネラルマネージャー。ワイン
研究のため大学を中退して渡仏、ソムリエとして歩む。75年高輪プリンスホテル初代飲料部門サービスソムリエ、ロイヤルパークホテルなどを経て96年ホテル日航東京開設準備室へ。独学で培った才能と優れた感性により、ボルドー地方など数多くのシュバリエ(騎士)称号を受けている。(社)日本ソムリエ協会理事。
野村万之丞(ノムラ マンノジョウ)さん●300年の歴史を持つ加賀前田藩のお抱え狂言師「野村万蔵」家八代目当主。重要無形文化財総合指定。京都造形芸術大学教授。2000年より一門の組織「萬狂言」の代表を務める。古典芸能のみならず「長野パラリンピック開会式」演出、「新潟アジア文化祭」の総合プロデュースなど様々な国家行事を手がける。NHK大河ドラマ「利家とまつ」芸能考証等、多岐にわたって活躍。平成15年(2003年)には島根県民会館で復元・阿国歌舞伎を上演した。
藤岡大拙(フジオカ ダイセツ)さん●斐川町出身。島根県立女子短期大学教授を経て、97年同短期大学学長に就任。著書に「島根地方論考」「日本名僧列伝」「出雲路の魅力」「出雲人」他多数。専攻分野は、山陰地方史、中世仏教史。
平野寿将(ヒラノ ヒサマ)さん●“Hisama's Kitchin”“HISAMA DINING”オーナー。料理教室「寿将塾」主宰。郷土料理、懐石料理に対する功績が認められ91年に内閣総理大臣より表彰される。94年は屋台村ブームを仕掛ける。現在CM,講演の他、料理店のプロデュースや食品メーカーの商品開発、食をテーマにした地域開発に腕をふるう。
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