日本初の「EVD」調査、中国次世代DVDの明暗浮き彫りに
ー「サーチナマーケティング」中国消費者動向調査ー
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中国ビジネスリサーチの専門サイト「サーチナマーケティング」を運営する株式会社サーチナは、中国が独自の知的財産権を有することで注目されている次世代DVD「EVD」に関する調査を実施しました。
◆調査概要
調査主体:上海新秦信息詢諮有限公司(上海サーチナ)
調査期間:2003年12月26日から04年1月19日
調査目的:EVDの発売前と発売当初の時期を狙い、中国一般消費者の
購入意識、またはEVDの映像機器市場における位置付け
などを明らかにするため
調査方法:上記傘下サイト「新秦調査」がオンラインモニターに対して調査
有効回答:5000人
◆調査結果のトピックス
(1)「知らない」3割強、購入意識は高い
「EVDを購入したいと思いますか」と聞いたところ、「したい」と答えた人は、「したくない」の倍にあたる約4割に達した。また「現在考慮中」とした人も約4割にのぼった。今後、消費者のEVDに対する認知度が高まれば、爆発的に普及する可能性も秘めていることがわかる。
(2)「今後に不安」、信頼できるのはDVD
次に購入する映像機器に関して、「EVD」はわずか9%程度だった。最も多かったのがDVDで4割近く。また、DVD搭載パソコンやDVDが視聴可能なプレイステーション2(PS2)の割合も高く、DVDが圧倒的な強さを見せつけた形となった。
(3)普及のカギを握るのは「中国独自の知的財産権」
EVDを購入したい理由の第2位が2割強で「中国独自の知的財産権を有しているため」となった。さらに、映像機器を購入する際に、国内ブランドと海外ブランドのどちらを選択するか、という問いでは、「海外ブランド」「特に気にしない」が25%程度になったのに対して、「国内ブランド」はその倍にあたる5割近くに及んでいる。
◆関連サイト
・中国におけるEVDに関する意識調査(2004年1月)
http://marketing.searchina.net/report/021.html
・EVD:誕生から苦難の道を歩む中国独自の特許技術
http://news.searchina.ne.jp/topic/246.html
・中国ビジネスリサーチ「サーチナマーケティング」
http://marketing.searchina.net/
■本件に関するお問い合わせ
広報部 佐藤 press@searchina.ne.jp
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