プレスリリース 2003年4月1日
株式会社システム・ケイ
携帯電話を使った音楽認識サービス
札幌での曲名検索の実証実験結果を発表
~ 8割がサービスを高く評価 ~
株式会社システム・ケイ(本社: 札幌市東区北十五条東一丁目2番24
号、代表取締役:鳴海鼓大)は、最先端の音声フィンガープリント技術
を応用した新型携帯電話向け音楽認識サービス「Shazam」(シャザー
ム)のテストサービスの調査結果を発表します。
Shazamは、携帯電話を使って身の回りに流れている音楽の曲名や誰が
歌っているかという情報をその場でメールで受け取ることを可能にする
画期的な曲名検索サービスです。札幌での実証実験開始は共同通信で
ニュースが配信され話題を呼びました。
このサービスの基盤となる音声フィンガープリント技術は、Shazam
Entertainment Limited(本社: 英国ロンドン、CEO: ジェリー・ルー
スト氏)が開発したものです。弊社は、これを日本国内向けの携帯電
話向けサービスとして実用化しました。
実証実験に応募した1000人のモニターが実際にサービスを3ヶ月利用
した後の感想をアンケートで調べたところ、Shazam Entertainment
Limitedおよび弊社の予想を超える好結果となりました。
● 80%の回答者が「期待以上」「期待通り」
● Shazamの認識技術に「感動しました」という声が多く寄せられ、
実際の生活環境でも十分にその性能を発揮できることが確認され
ました。
● 80%以上の回答者が認識サービスになんらかの料金を払ってもよい
とし、認識サービスそのものに価値を感じていることが分かりま
した。
● 認識結果取得方法では、WEB閲覧と電子メール配信の選択肢のう
ち、回答者の87%が電子メールによる認識結果取得を選択し、即時
性の重要性を裏付ける結果となりました。
● 一部の音楽認識結果を着メロとリンクさせたところ、かなり高い
購入率であったため音楽認識は着メロ検索エンジンとして利用され
ることが裏付けられました。
サービス内容およびアンケート結果の詳細は、こちらをご覧下さい
http://www.systemk.co.jp/press/press_040331.html
これを受けて自社の技術的な強みを生かし、SHAZAMをソリューション
として携帯電話会社メディア、携帯コンテンツプロバイダーに提供して
いく方向で事業化を推進しています。
また、札幌の実証実験用システムは実用レベルで構築されていますので
単純なシステムであれば、最短で数週間のリードタイムで提供可能とな
ります。
SHAZAM社とは平成13年から技術面で提携し、欧州の携帯電話システム
を前提にして開発されたシステムを日本のビジネスモデルに合わせて
ゼロベースから再構築しました。
今回の実証実験は、非GSM圏のサービスとしては世界初となります。
<株式会社システム・ケイについて>
札幌に本拠を置く株式会社システム・ケイは、最先端のインターネット
技術をソリューションとして提供するテクノロジー・カンパニーです。
中国、インド、米国、韓国など支店網での情報収集と積極的な商品開発
により、平成13年の札幌商工会議所「北の起業家優秀賞」、平成15年
創業・国民フォーラム起業家部門「フォーラム会長表彰」など数多くの
賞を受賞しています。
http://www.systemk.co.jp/
------------------------ お問合せ先 ------------------------
株式会社システム・ケイ 東京支店
担当: 竹内俊明
〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目14番7号 共栄銀座ビル2F
TEL 03-5148-1001
FAX 03-5148-1003
携帯 090-7651-8650
お問合せフォーム http://www.systemk.co.jp/contact/index.html
お問合せメール t.takeuchi@systemk-corp.com
------------------------------------------------------------