報道関係者各位
『舌~デッドリー・サイレンス』
2004年製作 / HD作品(DVCAM上映) / カラー / 38分
7月3日(土)~16日(金) シネマアートン下北沢にてレイトショー
前作『イリヤ』がアメリカ、カナダのホラー映画祭で支持された佐藤智也監督の最新作!
HDによるデジタルムービー! インディーズ映画もハイビジョンの時代か!?(劇場での上映フォーマットはDVCAMになります)
[ストーリー]
夫は36歳、画家。
妻は25歳、出版社に勤める編集者。
夫はアルバイトを続けながら絵を描き、
夫の絵が大好きな妻はその売り込みに腐心する。
お互いを必要とし、お互いを気遣い、支え合った夫婦の物語…。
そしてある夜、夫は妻の死体を捨てに出掛ける。
[解説]
監督の佐藤智也はこれまで2本の中編を企画・制作。独自の世界設定で宗教や自殺といったあやうい素材を描き、多くの映画祭で上映、ミニシアターで公開されています。そして、ハイビジョンによる新作『舌~デッドリー・サイレンス』で扱った素材は、ゾンビ。ある夫婦の「道行き」を追ったダークファンタジーです。主演は劇団OrangePunPKing主宰のあしかがあやと、『近未来蟹工船・レプリカント・ジョー』などの松梨智子監督作品で怪演を見せるまんたのりお。音楽には、多くのミュージカルやヘアーショーなどの作曲を手掛け、ショー・コスギのツアーの音楽監督も務めた佐々木華音が楽曲を提供しています。
佐藤智也監督の旧作も週替わりで上映。7/3~9は故・天本英世氏による独裁者演説が砂漠に響く思弁的SF『マレヒト』(95)、7/10~16は自殺が蔓延した近未来を描きアメリカ、カナダのホラー映画祭で支持された『L'Ilya~イリヤ~』(00)を併映します。