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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.12.Wed
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2007'07.07.Sat

住商情報システムとマイクロソフトと日本HP、企業向けビジネス用途のHPC分野で協業

住商情報システム、マイクロソフト、日本HPの3社が
企業向けビジネス用途のHPC分野で協業

- 管理が容易で導入し易いWindows(R)ベースの新しいHPCクラスタ・ソリューションを提供し、
  HPCをより身近に。国内HPC市場の裾野拡大を目指す -


 住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区、社長:阿部 康行、以下SCS)、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:ダレン ヒューストン、以下マイクロソフト)、日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小田 晋吾、以下日本HP)の3社は、製造、金融、バイオなど幅広い産業で需要が高まるHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)分野の市場拡大を目指し、Windows(R)ベースのHPCクラスタ・ソリューション製品「Microsoft(R) Windows Compute Cluster Server 2003 日本語版(以下、Windows CCS)」を用いたHPCソリューションの拡販・提供において協業します。
 本協業では、SCSが全体的なSI(システム・インテグレーション)の提供と販売活動を行うのに対して、マイクロソフトがソフトウェア面、日本HPがハードウェア面でサポートを行います。さらに、マーケティングや販売活動においても3社が共同で行うことで、Windows CCSの導入メリットを的確に市場に訴求するとともに、国内での企業向けHPC市場のさらなる拡大を目指します。

■今回の協業の目的:管理が容易で導入しやすいHPCの提供目指す
 HPC分野においては、従来の高価なスーパーコンピュータに代わり、多数のPCサーバを接続し、低コストで高速な演算処理を行うクラスタリングコンピューティングスタイルが主流になってきています。また、使用用途についても従来は科学技術計算など学術研究分野等での利用が主流でしたが、近年は、製造業での解析、設計、金融分野での複雑なリスク計算用途など、企業による利用が急速に拡大しています。  一方で、従来のHPCシステムの多くは構築、運用、管理が難しく、HPC分野の深い知識と経験を持つ管理者の存在が必須であるため、このようなIT担当者がいない企業では気軽に導入しづらいという課題がありました。
 マイクロソフト初のHPCクラスタ・ソリューションとなるWindows CCSは、Windows OSをベースとしているため、多くのユーザが使い慣れたWindowsのインターフェースでHPCの運用、管理を行えます。さらに、WindowsのActive Directoryを活用してユーザ管理を行えるため、ACL(アクセス制御リスト)を容易に、かつ厳密に管理でき、よりセキュリティの高いHPC環境を構築することができます。
 Windows CCSは、HPCを専門の技術者向けのものから、製品や金融商品の設計者自らがデスクサイドで使えるツールのような存在に発展させます。このことにより、設計現場の計算ツールとして、ハイエンド・ワークステーションのほかにHPCという新たな選択肢を提供し、新たな市場開拓の可能性を開きます。

■本協業のターゲット市場:中規模から小規模の製造、金融・保険業を中心とした企業向けのHPC領域
 今回のWindows CCSによるHPCシステムのターゲットは、システムの規模においては、従来8~64ノード以下のクラスタサーバやハイエンド・ワークステーションが使われてきたミッドレンジ~ローエンドの市場です。ターゲット業種としては、製造業、金融・保険業を中心とした企業向けのHPC領域です。この市場はHPCクラスタシステム市場の90%以上を占め、近年のプロセッサのマルチコア化の動向もあり、今後ますます重要になる市場です。
 製造業においては、設計、解析(衝突解析、流体解析、構造解析)、シミュレーションなどの業務を想定しています。金融・保険業においては、リスク計算、商品開発などの業務を想定しています。
 さらに、これまでより小規模で、低予算かつ容易に導入可能なWindows CCSによるHPCシステムの提供により、HPCの導入をより手軽にし、企業がより広い領域でHPCを活用することによる、新しいビジネスモデルの構築を目指します。

■協業における3社の具体的な取り組み:
 3社は、Windows CCSによるHPCシステムの検証活動から技術サポート、販売までの各段階に関して、以下の活動を行います。

●SCSの取り組み
 SCSは、製造業および官公庁・学術関連のHPC導入において豊富な実績を持っています。今回のWindows CCSによるHPCシステムの販売開始により、さらに広い分野でのHPC案件の拡販を目指すとともに、導入支援、SI事業の拡大を図ります。

・Windows CCS導入案件に関する見積、構成の提案などの販売活動を行います。
・提案構成のサイジング検証(構成例をベースにした提案テンプレートの作成)を実施します。
・一次サポート窓口を開設しWindows CCSによるHPCシステムに対する保守を提供します。

●マイクロソフトの取り組み
 マイクロソフトは、Windows CCS導入の技術支援、HPC分野で使用される主要なソフトウェア製品のWindows CCS対応をサポートするとともに、64ビット環境で稼働するWindows CCSの展開により、x64環境のさらなる普及を推進します。
・HPCソフトウェアを提供するISV(独立ソフトウェアベンダ)との共同イベントの支援等、マーケティング活動を展開します。
・Windows CCS導入案件に関する技術支援を行います。
・ISV製HPCソフトウェアのWindows CCS対応に関し技術支援を行います。
・ソフトウェア製品に関する保守サポートを提供します。

●日本HPの取り組み
 日本HPは、Windows CCS対応サーバ(ブレードを含むHP ProLiant)、ストレージ、ハードウェア製品などインフラストラクチャの技術サポート、保守を行うとともに、他2社と協力して企業向けHPCシステムのマーケティングおよび販売活動を強化し、HPC分野における、さらなるHP製品のシェア拡大を目指します。

・Windows CCSの販売およびマーケティング活動を行います。
・各社の営業部門への販売支援を行います。
・HPCソフトウェアを提供するISVとの共同イベントの企画・支援活動を展開します。
・SCSに対する技術支援を行います。
・HPCソフトウェアを提供するISVとの共同検証を支援します。
・最新ドライバ群や、米国HPによるドキュメント等の提供を行います。
・ハードウェアの保守サポートを提供します。


 文中の社名、商品名は、商標または登録商標です。


<お客様からのお問い合わせ先>

住商情報システム株式会社
 IT基盤ソリューション事業部 HPCソリューション部
 03-5859-3011

マイクロソフト株式会社
 マイクロソフト カスタマーインフォメーションセンター
 TEL:0120-41-6755

日本ヒューレット・パッカード株式会社
 カスタマー・インフォメーションセンター 03-6416-6660

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