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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.12.Wed
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2007'07.07.Sat

NEC、セイコーエプソングループのITガバナンスと事業継続基盤を強化

セイコーエプソンでグループ全体のITガバナンスと事業継続基盤を強化

~サーバ統合とマネージドサービスの導入によりIT運用コストの半減を目指す~


本事例に関連する製品・サービスの情報
 プラットフォーム最適化ソリューション http://www.nec.co.jp/pfsol/?press
 サーバ統合ソリューション http://www.nec.co.jp/svsol/?press
 BC/DR http://www.nec.co.jp/solution/osusume/bcdr/
 プラットフォームマネージドサービス http://www.nec.co.jp/ibs/outsourcing/mpf/

 日本電気株式会社(代表取締役執行役員社長:矢野薫、本社:東京都港区、以下 NEC)は、セイコーエプソン株式会社(代表取締役社長:花岡清二、本社:長野県諏訪市、以下エプソン)において、エプソングループ全社のITガバナンスを強化するプロジェクトを共同で推進し、事業継続(BC:Business Continuity)基盤の強化とIT運用コストの削減を同時に実現しました。

 具体的には、NECの「プラットフォーム最適化ソリューション」により、エプソングループの業務サーバ約2,200台の統合を推進するものであり、このたび第一ステップとして、約800台のサーバを320台に統合したシステムが本格稼動しました。エプソンは、2007年3月までには統合対象のサーバを約1000台まで絞込み、これらを約400台に統合する見込みです。
 尚、統合したサーバはNECのデータセンターに設置し、ハードウェア・OS資産と運用の管理を行う「プラットフォームマネージドサービス」(注1)をNECが提供しております。

 エプソンは、これらのサーバ統合とマネージドサービスの導入により、IT基盤の可視化・ITIL(注2)に基づいた運用の標準化・サービスレベルの策定・システム導入計画の一元管理などを実現し、グループ企業全体のITガバナンスを大幅に強化しました。また、サーバ台数の削減に加え、全社的なプラットフォーム導入基準を策定・展開することにより、運用管理コストやソフトウェアライセンスコストなどの低減を進め、最終的にはグループ全体のIT運用コストの約50%削減を見込んでおります。

 エプソンは本活動を基に、本プロジェクトの成果であるITガバナンス体制と削減したコストを活用し、新たな成長戦略の実現や2009年3月期(2008年4月開始の会計年度)からの施行が予定されるいわゆる「日本版SOX法」に向けた対応など戦略的IT投資を実施する計画です。

 このたびNECがエプソンに提供したソリューションは、次の通りです。

1. サーバ統合により、IT運用管理コストの削減とITガバナンスを強化
・ エプソンは、NECの「ITガバナンスコンサルティング」「プラットフォーム最適化ソリューション」を活用し、同グループにおける会計・生産・販売管理などの基幹業務システムやメール・ファイルシステムなど、14事業部44拠点に点在するサーバ約2,200台(UNIX、Windows系)について、その資産情報(ハードウェア構成,ソフトウェア構成,バージョン等)や性能情報(CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク使用率等)など、全体像の把握・分析を実施し、グループ全体視点の最適なサーバ統合計画、コスト削減計画を立案。
・ 統合の第一ステップとして、サーバ約800台を320台に統合し本格的に稼動を開始した。次ステップの統合を含め、最終的には年間のグループ全体のIT運用コストを約50%削減する。
・ サーバ統合と並行してプラットフォーム導入基準を策定し、グループ全体に適用・展開することで統一的なIT基盤の構築・管理が可能となり、変化に強い柔軟なITインフラ整備やITガバナンスの強化を実現。

2. マネージドサービスにより、サービスレベルの向上と事業継続性を強化
・ 統合後のサーバをNECのデータセンターに設置し、ハードウェア・OSな どの資産と運用管理業務をNECが一括して受託する「プラットフォームマネージドサービス」を提供。本サービスではITIL準拠の運用により、両社におけるサービスレベルの合意・定期チェック・改善活動を行うことで、継続的にサービスレベルを向上している。
・ エプソンは事業継続性(BC)の強化のため、免震設備の整ったデータセンターの利用に加え、システム停止時の事業インパクト分析やシステム毎の復旧優先度の明確化など有事の事業継続計画をNECと共同で立案。さらに、災害発生時の模擬訓練を実施。

 昨今、システムが業務ごとに独立していることによるハードウェア資産の非効率性や複雑な運用管理を見直し、その結果として大幅に削減した既存システムの維持コストを戦略的投資に充当したいというニーズが高まっております。
 エプソンにおいても、これまで業務や部門ごとのサーバ導入や運用によりIT投資に占める既存システムの維持・管理コストが高まる中、IT・ネットワーク環境の最適化によるITガバナンスの強化やシステム投資効果の向上が検討されており、このたびのサーバ統合とマネージドサービスの実施に至りました。

 NECにとって今回の受注は、コンサルティングからシステム構築・マネージドサービスまでの一貫したノウハウと高品質なサービス・製品を高く評価されたものであり、NECは本実績をもとにサーバ統合をはじめとするプラットフォーム最適化ソリューション事業への取組みを加速してまいります。

以上


(注1)
 ITプラットフォームおよび運用管理をホスティング型で一括して提供するアウトソーシングサービス 

(注2)
 ITIL(R)(IT Infrastructure Library)は、英国及び欧州連合各国における英国政府OGC(Office of Government Commerce)の商標又は登録商標。ITサービスマネジメントのベストプラクティス集。

* 本文に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。


<本事例に関連する製品・サービスの情報>
プラットフォーム最適化ソリューション http://www.nec.co.jp/pfsol/?press
サーバ統合ソリューション http://www.nec.co.jp/svsol/?press
BC/DR http://www.nec.co.jp/solution/osusume/bcdr/
プラットフォームマネージドサービス http://www.nec.co.jp/ibs/outsourcing/mpf/

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC プラットフォームソリューション営業部
電話:(03)3798-9731
Eメール: pfsol_portal@mkt.jp.nec.com

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