理経、3D CADパッケージ・ソリューション「Seemage 4.0」を発売
(株)理経、SEEMAGE(シマージュ)ソリューション最新版を発売開始
仏シマージュ社の日本国内総代理店である株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 青柳勝栄)は、Seemage 4.0を発売開始したと1月31日付にて発表致します。日本語版の提供開始は今春から。
「Product Information Everyware」(誰でも気軽にその場で3Dデータを活用できる環境)コンセプトを実現しながら設計品質向上、コスト削減、生産効率向上を可能にするSeemage 4.0は、主要な3D CADやエンタープライズ系アプリケーションから完全なデジタル製品定義をインポートすることによって企業内の異なる利用者が3Dデータと部品表(BOM)やメタデータをダイナミックに組み合わせて販売促進・営業・製造・サービス・サポートに関連する革新的な情報伝達手段を提供するパッケージ・ソリューションです。
40以上の新規または改良機能を持っているSeemage 4.0は、あらゆる規模のメーカーが情報伝達手段を作成する利用者の生産性を高めることのできる、最も導入し易く、最も適合性に富む、最も包括的なシステムです。Seemage 4.0は第一段階としてデスクトップ生産性向上アプリケーションとして導入することができ、第二段階としてエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)、カスタマ・リレーションシップ・マネジメント(CRM)、製品ライフサイクル(PLM)及びどのような他のエンタープライズ系アプリケーションとも親和性に優れ、製品ライフサイクルの中で情報の連用性が保たれます。XMLコンテンツの作成では、軽量な出力、優れた使い勝手とフレキシビリティを提供します。コンテンツの利用者が望む方法そのもので豊富な情報と成果物にアクセスすることができます。即ち、デスクトップ上及びマイクロソフトOffice(R)環境のような共通のツールでアクセスすることができます。利用者は何時でも、何処ででも、必要な方法で、自動更新された情報を入手することができます。
シマージュ社CEOのクリス・ウィリアムズは、「Seemage 4.0により、弊社はどのような規模のメーカーも、ビジネスにおけるコア・プロセスの向上を可能にするとともに、販促、営業、保守、製造等各部門におけるボトムライン(最終的収益)に対する真の節約に貢献します。製品ライフサイクル(PLM)システムは製品データのLast Mile(最後の1マイル)を企業内の設計以外の部門での利用において結果的に不充分に終わることもありました。Seemage 4.0は、3D CADデータに安全なアクセスを必要とする利用者のフラストレーションに対する答えです」と語っています。
最新バージョンで提供される主な機能は以下の通りです。
・ Seemage特有のファイル構造により、異種CADが存在している場合であっても、各種部品表(BOM)の作成・保守が可能で、既存のエンタープライズ系システムとの一体化が容易。部品表、テクニカルイラストレーション及び作業手順書は、どんな製品構成に基づいても提供可能。製品変更との同期化の問題は、部品及びアセンブリのインスタンスをベースにした変更箇所の反映。全ての成果物への同時更新が可能。
・ 対話型部品カタログや部品表を自動作成。ERPシステムからインスタンスを自動的に識別・再利用可能。CAD情報とERPデータが変更された場合は、部品カタログや部品表は自動的にアップデートすることができパブリッシングできるので、再作業の量を劇的に削減。
・ 静的干渉と動的干渉:干渉が組立手順やサービス手順に影響を与えるか評価可能。製造開始または市場投入前に干渉箇所を検出。静的干渉は干渉状況に関する詳細情報を入手することで外部チームとのコラボレーション作業が容易。
・ ローディング/アンローディング機能オンデマンド化により、能動パーツを指定することが可能。何れかのコンポーネントの存在を変更したいとの利用者の要求に動的に応じることができるので、ユーザがモデルをより小さい部分に分解する必要性がない。
・ コンテンツ・オーサリング後パブリッシング前において、隠れたコンポーネントを非表示にすることができるので、除去されたパーツを管理しながらコンテンツパブリッシングのファイルサイズを縮小可能。
■パッケージングと入手状況
* 関連資料 参照
■ シマージュ社について
* 関連資料 参照
以 上