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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.10.Mon
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2007'07.10.Tue

アンリツ、携帯端末の低コスト化を実現するラジオコミュニケーションアナライザー用MTSを開発

携帯電話端末生産の低コスト化を実現

ラジオコミュニケーションアナライザ MT8820B/MT8815B用
Manufacturer Test Suiteを開発


 アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、ラジオコミュニケーションアナライザMT8820B/MT8815B用に搭載し、携帯電話端末生産の低コスト化を可能とするManufacturer Test Suite(以下MTS)を開発。

 MTSを搭載したMT8820B/MT8815Bを使用することで、W-CDMA/HSDPA方式携帯電話端末とGSM/GPRS/EGPRS方式携帯電話端末のRF調整※1、RF送受信試験※2が可能となります。
 測定機能の絞り込みにより、MT8820B/MT8815Bの低価格化を実現(MT8820Bデュアルモード端末パラレルフォン測定構成の場合、従来価格の約75%)。さらに必要な機能をオプションとして追加することができる製品構成を採用しており、用途に応じた試験構成の選択が可能。設備コストの低減と最適化に貢献いたします。


■Manufacturer Test Suite
 Manufacturer Test Suiteは、MT8820B/MT8815B上で動作し、携帯端末のRF調整とRF送受信試験に特化したハードウェアとソフトウェアの総称です。RF調整とRF送受信試験に特化することで低価格を実現するとともに、必要に応じて呼接続等さまざまな機能を選択できます。


[開発の背景]
 第3世代携帯電話サービスのグローバルな普及が進展し、W-CDMA/HSDPA方式携帯電話端末やデュアルモード(W-CDMA/GSM/GPRS/EGPRS)携帯電話端末の生産量が増大しています。そこで、携帯電話生産メーカーでは競争力強化のために、より安価な製造用測定器が強く求められています。
 アンリツは、2001年に携帯電話端末の製造用測定器としてラジオコミュニケーションアナライザMT8820Aを開発。世界各国の携帯電話メーカーに納入してまいりました。2006年11月には、MT8820Aの後継機種として、測定速度の向上や低消費電力化などを実現したラジオコミュニケーションアナライザMT8820B/MT8815Bの提供を開始。携帯電話端末生産のコスト削減に貢献しています。
 さらに今回、さらなるコスト削減を実現すべく、端末生産時に実施されるRF調整とRF送受信試験に特化したMTSを開発いたしました。MTSを搭載したMT8820B/MT8815Bを使用することでW-CDMA/HSDPA方式携帯電話端末とGSM/GPRS/EGPRS方式携帯電話端末のRF調整、RF送受信試験が可能。
 測定機能をRF調整とRF送受信試験に絞り込んだことにより、MT8820B/MT8815Bの低価格化を実現いたしました。


[製品概要]
 MTSをラジオコミュニケーションアナライザMT8820B/MT8815Bに搭載することで、W-CDMA/HSDPA方式携帯電話端末とGSM/GPRS/EGPRS方式携帯電話端末のRF調整、RF送受信試験が可能となります。必要な機能をオプションとして追加することができる製品構成を採用しており、用途に応じた測定が行えます。基本構成では、RF調整とテストモード(呼接続を使用しない)でのRF送受信試験が可能です。基本構成に呼接続ソフトウェア(オプション)を追加することで、呼接続を使用したRF送受信試験が可能となります。また、ベースバンドチップセット特有のRF調整機能をオプションにて追加することが可能です。


■ラジオコミュニケーションアナライザ MT8820B/MT8815B
 MT8820B/MT8815Bは、W-CDMA/HSDPA、CDMA2000 1X/1xEV-DO GSM/GPRS/EGPRS通信方式など世界各国で運用されている携帯電話端末の製造用測定器です。各通信方式専用ハードウェアとソフトウェアをインストールすることで、各通信方式に対応した携帯端末のRF送受信特性と呼接続試験など製造ラインで必要とされる主要な試験が1台で行えます。
 MT8820Bは、パラレルフォン測定機能を搭載。1台のMT8820Bで2台の携帯電話端末を同時に測定できます。MT8815Bは、シングルフォン測定に限定していることから、コンパクトサイズを実現。省スペースで設置可能です。


[対象市場・用途]
□W-CDMA/HSDPAとGSM/GPRS/EGPRS携帯電話端末生産におけるのRF調整工程およびRF送受信試験工程

□W-CDMA/GSM携帯電話端末生産におけるオーディオ性能評価


[営業情報]
□販売開始:平成19年2月8日

□予定販売台数(初年度1年間):国内/海外計 400台
   (ラジオコミュニケーションアナライザMT8820B/MT8815B、MTS対応合計)

□価 格:
 ・ラジオコミュニケーションアナライザMT8820B                       300万円
  デュアルモード端末(W-CDMA/GSM/GPRS)パラレルフォン測定用MTS  580万円

 ・ラジオコミュニケーションアナライザMT8815B                       250万円
  デュアルモード端末(W-CDMA/GSM/GPRS)シングルフォン測定用MTS  220万円


[用語解説]
※1 RF調整
 携帯電話端末のRF送信レベルとRF受信レベルの調整

※2 RF送受信試験
 携帯電話端末のRF送受信特性が規格(社内規格等)を満足しているかの試験

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