ホンダ、米ノースカロライナ州に航空機製造子会社が新本社とHondaJet工場を建設
ホンダ エアクラフト カンパニー、米国に新本社とHondaJet工場を建設
Hondaの航空機製造の全額出資子会社、ホンダ エアクラフト カンパニーは、2007年2月9日午前10時(日本時間:10日 零時)に以下の内容を発表いたしましたのでご案内いたします。
<ご参考>
Hondaの航空機事業の全額出資子会社、ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, Inc.)は、米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市に新しく本社を建設する。現在の拠点があるピードモントトライアッド国際空港内の別の敷地に新本社を建設し、その隣接地には同社が事業化を手がける小型ビジネスジェット HondaJetの生産工場を建設することを決定した。
新本社屋は面積21万5千平方フィート(約19,900m2)で建設投資はおよそ6千万ドル(約71億円)。内訳は14万7千平方フィート(約13,600m2)の格納庫と約6万8千平方フィート(約6,300m2)のオフィス部分を含む建屋分の約4千万ドル(約47億円)や、各種設備類分の約2千万ドル(約24億円)。近々着工し、完成は2007年11月を予定。なお、これには新工場の建設費用、面積は含まれない。
フル生産時の同社の総要員数は、開発、販売、マーケティング、製造などを含め、300名以上が見込まれる。
これまでのHondaJetプロトタイプの組み立てや実験は2001年にHondaの北米研究所の一施設として設立された現在の拠点で行われてきた。2003年12月の初飛行以来、HondaJetの開発と実験を進め、2006年7月には事業化を発表、同8月にHondaの全額出資子会社、ホンダ エアクラフト カンパニーの設立を発表した。
HondaJetは価格365万ドルで、既に100件以上を受注し、2010年から米国でデリバリーが開始される。
【ホンダ エアクラフト カンパニー (Honda Aircraft Company, Inc.) 概要】
設立 : 2006年8月
出資形態 : 本田技研工業株式会社 100%出資
代表者(社長) : 藤野 道格(ふじの みちまさ)
所在地 : 米国ノースカロライナ州 グリーンズボロ市
以 上