富士フイルムグループ、本社機能を「東京ミッドタウン」に集結
グループの連携強化を加速させ、より高度なシナジー効果を追求
富士フイルムグループ
「東京ミッドタウン」に本社機能を集結
より質の高いワークスタイルを実現するための最先端オフィスモデルを構築
富士フイルムホールディングス株式会社(社長:古森 重隆)は、富士フイルムホールディングス株式会社並びに事業会社である富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)・富士ゼロックス株式会社(社長:有馬 利男)の本社機能の東京ミッドタウン*1「ミッドタウン・ウェスト」への移転を完了し、本日より、目下進行中の「第二の創業」に向けた、さらに新たな取り組みをスタートさせました。この「ミッドタウン・ウェスト」は、東京ミッドタウンの表玄関である、外苑東通りに面した13階建てのオフィスビルであり、富士フイルムホールディングス、富士フイルム、富士ゼロックスで全フロアを賃借いたします。
富士フイルムグループは、昨年10月より、持株会社「富士フイルムホールディングス」を中心に、「富士フイルム」と「富士ゼロックス」の二大事業会社を傘下に束ねた新たなグループ経営体制に移行し、グループ経営の強化を図っております。今般、3社の本社機能を「ミッドタウン・ウェスト」に集結し、施策展開の質とスピードを向上させていくことで、より高度なシナジー効果を追求していくとともに、戦略的なグループ経営を強力に推進していきます。
新オフィスでは、富士フイルムグループがこれまで築き上げてきたオフィス構築に関わるソリューション技術・IT技術を最大限に活用して、より質の高いワークスタイルを実現するための最先端オフィスモデルを構築いたしました。IP電話や無線LANの導入はもちろんのこと、顔写真付き社員証のICカードによる入退館システム、ドキュメントフローとセキュリティを強化した最先端の「ApeosPortによるセキュアなプリントシステム*2」、離れた拠点間にてリアルタイムに会議を開催できる環境を構築する「InteractiveWall(インタラクティブウォール)*2」、独自開発の会議室・来訪者予約システムなどを導入。さらに、「コモン(共有)」・「コミュニケーション(交流)」・「コラボレーション(協働)」のオフィスコンセプトによって、3社共通の会議室・応接室・カフェテリアの設置によるスペースの効率化とコラボレーションの推進、3社のオフィスサービス機能統合による大幅な業務効率化などを図っています。
環境面においても、富士フイルムグループが掲げる「グリーン・ポリシー」に基づき、新オフィスから発生するすべての廃棄物を20のアイテムに分別して再資源化し、ゼロエミッションを実現していきます。また、価値の高い用紙へのリサイクルを実現した、先進的な「紙の資源循環システム*4」を構築し、さらなる環境負荷の低減に取り組みます。
文化・アートの新たな発信拠点として期待されるここ六本木エリアにおいて、富士フイルムグループは「東京ミッドタウン」内に写真ギャラリー・版画ギャラリーの開設を予定しており、人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上に貢献していきます。
なお、本社移転後の現在の富士フイルム本社ビルには、基幹事業である「イメージング事業部」と「メディカルシステム事業部」に加え、それぞれの販売子会社である「富士フイルムイメージング株式会社」と「富士フイルムメディカル株式会社」が入居し、それぞれの事業の有機的統合、ビジネスの効率アップを狙っていきます。
*1 ビジネスと文化の発信基地・六本木地区に位置し、オフィスの他、商業施設やホテル、住居、各種ビジネスセンターなどが集まる、大変注目されているエリアです。商業施設(130店舗)を含めた東京ミッドタウンのグランドオープンは本年3月30日(金)です。
*2 富士ゼロックスが開発・販売する商品で、お客さまのオフィス環境ソリューションを提供する「ApeosPort」シリーズのサービス環境の入口となるネットワーク複合機を利用したシステムです。ICカード認証によるプリンティングをはじめ、コピー、ファクス、スキャンに加えて、ドキュメントフローとセキュリティを強化しています。
*3 富士ゼロックスが開発・販売する商品で、離れた拠点間でのリアルタイムなコラボレーションや参加者が会議に集中できるミーティング支援環境を提供します。この環境を利用することで、参加者の議論が活性化し、意思疎通が促進され、組織の機動力をさらに高めることができます。
*4 使用済みのコピー/プリンター用紙をトイレットペーパーだけではなく、印刷用紙やコピー/プリンター用紙に再生し、森林資源をより価値の高い紙に循環させるシステムです。
添付資料:新本社概要