三菱UFJ信託銀行と三菱東京UFJ銀行、ルクセンブルグでのグローバルカストディ業務を強化
MUFGグループのグローバルカストディ業務の取り組み強化について
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(取締役社長 畔柳 信雄(くろやなぎ のぶお)、以下 MUFG)の子会社である三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 上原 治也(うえはら はるや))および株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取 畔柳 信雄)は、ルクセンブルグ現地子会社の体制、システムインフラ面を見直し、さらなるグローバルカストディ業務の推進を図ることとしました。
1.狙い
グローバルカストディ業務および投信受託管理等の資産管理業務を行っている、三菱東京UFJ銀行の子会社であるルクセンブルグ三菱東京UFJ銀行(頭取 原田 宏昭(はらだ ひろあき))に三菱UFJ信託銀行も出資し、三菱UFJ信託銀行と三菱東京UFJ銀行が共同で出資する子会社に変更します。これにより三菱東京UFJ銀行がこれまで培ってきたノウハウと実績に、三菱UFJ信託銀行の持つ資産管理ノウハウを加え、MUFGグループとして同業務への取り組み強化を図ります。
さらに、サービス高度化を図るため、新ルクセンブルグ拠点では外資系グローバルカストディアンのシステムインフラの活用を予定しています。
2.今後の取り組み内容
(1)ルクセンブルグ三菱東京UFJ銀行の出資構成・社名の変更
(※ 関連資料を参照してください。)
(2)外資系グローバルカストディアンのシステムインフラの活用
新ルクセンブルグ拠点は、従来から三菱UFJ信託銀行が資産管理業務で利用し、システム面での親和性も高いBrown Brothers Harriman & Co.(ブラウン・ブラザーズ・ハリマン・アンド・カンパニー、マネージングパートナー Michael W. McConnell)*のシステムインフラをBrown Brothers Harriman (Luxembourg) S.C.A.を通じて、平成20年4月より活用する予定です。
*Brown Brothers Harriman & Co.
1818年設立。ニューヨーク州銀行局の監督下、ニューヨークに本店をおく。主要業務は、グローバルカストディ業務(インベスターサービス)、トレジャリーマーケット、投資顧問業務、銀行業務、コーポレートファイナンス。世界8カ国に15拠点、従業員約3,300名、預り資産約212兆円。
◆ご参考
MUFGグループのグローバルカストディ業務体制イメージ
(※ 関連資料を参照してください。)