豊田自動織機、トヨタL&Fから最大牽引重量1トンの無人搬送車「タグカート」を発売
トヨタL&Fがコンパクトで手軽に導入可能な無人搬送車「タグカート」を発売
株式会社豊田自動織機(社長:豊田鐵郎)・トヨタL&Fカンパニーは、新たに開発した無人搬送車「タグカート」を、2月14日より全国41社のトヨタL&F取扱店を通じ販売を開始いたします。
近年、生産性向上や物流コスト低減の意識が一段と高まるなか、様々な現場で、省人化や工程改善につながり、かつ手軽に導入できる物流機器が求められています。
こうしたニーズにお応えするため、トヨタL&Fは無人搬送車のトップメーカーとしての豊富なノウハウをもとに、当社製無人搬送車の中で、最も全高が低くコンパクト(全高190mm、全幅360mm)でありながら、最大牽引重量1トンのハイパワーを有する「タグカート」をトヨタ自動車株式会社と共同で開発いたしました。
この「タグカート」は台車などの下へ潜り込んで牽引することが可能で、現在ご使用の台車を大幅に改造することなしに手軽に導入でき、搬送作業を自動化することができます。また組立作業用コンベアの代わりに導入することで、据付工事や工程変更などのコストをおさえることができるなど、様々な現場で省人化や工程改善にご活用いただくことが可能です。
トヨタL&Fでは、無人搬送車のほかにフォークリフトのジェネオシリーズや、インドア水平搬送機器、自動倉庫などの豊富な商品ラインナップとノウハウを組み合わせ、お客様に最適な物流ソリューションをこれからもご提案してまいります。
「タグカート」の主な特長、仕様、価格は以下のとおりです。
○主な特長
1.全高190mm、全幅360mm の超低全高・コンパクトボディ
・現在ご使用の台車を大幅に改造することなしに導入可能で、作業者の省人化など大きな効果を発揮
・コンベヤに代わる組立作業台車の牽引用としても導入可能
2.最大牽引重量1 トンのハイパワー
・125Wの大型DCモーターの採用により、コンパクトながら最大牽引重量1 トンを実現
重量物の牽引も可能
3.コースづくり、レイアウト変更が簡単で工程変更にも柔軟に対応
・誘導路は、磁気テープを貼り付けるだけなので、床面工事が不要
※記載数値は標準仕様車による当社試験条件のもとでの数値です
○主な仕様とメーカー希望小売価格(標準仕様)
※ 関連資料参照
以上