トレンドマイクロ、「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5」を発売
スパイウェア、ボット対策を強化した中小企業向け総合セキュリティソフト
「Trend Micro ウイルスバスター(TM) ビジネスセキュリティ3.5」を発表
~最大約63%の製品価格引き下げと機能拡充によりセキュリティ強化を支援~
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、NASDAQ:TMIC)は、中小企業向け総合セキュリティソフトの最新版として、「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5」を2007年2月28日(水)より出荷開始することをお知らせします。
本製品は、従来製品に「Trend Micro スパイバスター ビジネスセキュリティ」の機能を統合、導入及び管理を一元化し、ボット型ウイルスへの対策を強化したものです。なお、本製品の出荷開始と同時に、製品の標準価格を最大約63%引き下げる価格改定を実施します。
本製品の発売後一年間の新規販売目標額は5億円になります。
Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5」発売の概要
上場企業を中心に内部統制が求められるなか、中小規模の企業においても情報セキュリティ管理の強化が急務となっています。従業員数100人未満の企業におけるクライアントPCへのセキュリティソフトの導入率は約90%(※1)に上っていますが、そのうち約40%(※1)は個人向けウイルス対策製品を導入しています。専任セキュリティ担当者の確保が難しいことなど、管理や運用面での不安は解消されているとは言い難い状況であり、管理強化のためにも一元管理を実現し、複合的な脅威に対応できる多機能なセキュリティソフトウェアが求められています。
※1 2006年12月 トレンドマイクロ調べ
「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5」は、スパイウェア対策とボット型ウイルス対策を大幅に強化した中小企業向け総合セキュリティソフトです。旧製品「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」に同梱されていたスパイウェア対策専用ソフト「Trend Microスパイバスター ビジネスセキュリティ」の機能を統合し、導入と管理を一元化しました。また、亜種が多く発生するため既存のパターンファイルだけでは検出しにくいボット型ウイルス対策に有効な新機能「IntelliTrap」を追加し、情報漏えい対策を強化しました。
さらに、当社で2006年10月から期間限定で実施している「大特価キャンペーン」が好評であることや中小企業におけるセキュリティ対策ニーズの高まり等の状況を踏まえ、中小企業へのセキュリティ製品の導入を積極的に支援していく目的から、本製品の価格改定を実施します。
製品機能の拡充および価格改定を通じ、購入から導入、運用・管理まで中小企業のお客様の負担を一貫して軽減、お客様のIT環境のセキュリティ強化を支援していきます。
「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5」の特徴
■製品名称 :「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.5」
■出荷開始日: 2007年2月28日
■標準価格 :
【パッケージ版】(※2)
ユーザ数 5 10 15 25
新価格 ¥27,500 ¥55,000 ¥82,500 ¥137,500
旧価格 ¥73,500 ¥147,000 (新発売) ¥345,000
改定率 62.6% 62.% - 60.1%
【ライセンス版】(※3)
ユーザ数 50
新価格 ¥325,000
旧価格 ¥650,000
改定率 50%
※2
上記価格は消費税別です。表示価格は1年間のサポートサービス料金、および記載されているユーザ数あたりの使用許諾料金です。なお2年目以降も、バージョンアップ、データベースのダウンロード等のサポートサービス継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている新規標準価格の80%となります。
※3
上記価格は50ユーザライセンスの参考価格(消費税別)です。ライセンス数に応じて割引料金が適用されるボリュームディスカウント制となります。
表示価格は1年間のサポートサービス料金、および50ライセンス(ライセンス数はご参考用に設定)あたりの使用許諾料金です。なお、2年目以降も、バージョンアップ、データベースのダウンロード等のサポートサービス継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている新規標準価格の50%となります。
■主な機能と特徴
●「Trend Microスパイバスター ビジネスセキュリティ」との統合
旧製品に同梱されていたスパイウェア対策専用ソフト「Trend Microスパイバスター ビジネスセキュリティ」の機能を統合し、導入から運用まで単一の画面で管理することが可能になりました。企業からの情報漏えいの危険が潜むスパイウェアや、OSの一部を変更することで他の不正プログラムの存在を隠蔽してしまうルートキットなど複合的な脅威への対策を一元化することにより、中小企業のシステム管理者の導入と運用にかかる負担を軽減します。
●ボット型ウイルス対策強化
亜種が多く発生し、従来のウイルスパターンファイルだけでは検出することが難しいボット型ウイルスに対し、ファイルの圧縮形式から危険な圧縮タイプを判断する機能「IntelliTrap」を本バージョンから実装することで検出・駆除を可能にします。
●Web管理ツールによる一元管理
1台の管理サーバもしくは管理クライアントからWeb管理ツールを通じ、ライセンス管理や、ネットワーク内のサーバやクライアントのウイルスパターンファイルの管理、ウイルスの感染状況や脆弱性の有無の確認などが実行できます。
また、グラフィカルなレポートを自動生成することも可能です。
●自動で予防から復旧まで対処可能
ウイルスの検出や駆除、感染復旧に加え、感染予防やクライアントの脆弱性診断を自動的に実行・通知することで、管理者に迅速な対応を促し、運用作業の負担を軽減します。また、ウイルス感染の兆候が見受けられた際に、ウイルスの疑いがあるファイルの侵入を阻止するポリシーの配信/適用が可能なほか、ウイルスに感染した場合でも、どのクライアントがウイルスに感染しているのかを確認し、復旧までの処置を自動で行います。
■システム要件
【管理サーバ】
・対応OS
Microsoft Windows 2000 (SP2以上)、
Microsoft Windows Server 2003(R2含む)、Microsoft Windows XP(SP1以上)、
Windows Small Business Server 2000/2003(R2含む)
・対応Webサーバ
Microsoft Internet Information Services(IIS) 5.0
(Windows 2000 SP2以上またはWindows Small Business Server 2000)、
Microsoft Internet Information Server 6.0(Windows Server 2003(R2含む)、
Windows Small Business Server 2003(R2含む))、
Apache Web Server 2.0以上
(Windows 2000 Server、Windows XP Professional、Windows Server 2003)
【クライアント】
・対応OS
Windows 2000 (SP2以上)、Windows Small Business Server 2000/2003(R2含む)、
Windows XP(SP1以上)、Windows Server 2003(R2含む)
※製品についての詳細は下記URLよりご確認いただけます。
http://www.trendmicro.co.jp/soho/promo/vbbiz/
※TRENDMICRO、ウイルスバスター、スパイバスターは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。