東芝ライテック、昆虫の寄りやすさを低減した「UVカット膜付 メタルハライドランプ」を発売
UVを約99%カットする透明膜を採用した
「UVカット膜付 メタルハライドランプ」を発売
東芝ライテック株式会社は、外管表面にUV(紫外線)(※1)を99%カットする透明膜を採用し、昆虫の寄りやすさ(誘虫率)を約4分の1まで低減(※2)した「UVカット膜付 メタルハライドランプ」を2007年3月1日より発売します。
※1.UVの波長は400nm(ナノメートル)未満。
※2.当社水銀ランプとの比較。
屋外のスポーツ施設やガソリンスタンドの照明、街路灯等には、特に夏の夜など、大量の昆虫類が光を求めて飛来します。昆虫は単に照明器具の周りに集まるだけでなく、周囲に死骸が散乱する場合があります。このような場所では、昆虫が寄りにくい光源が求められています。
このたび当社が発売する「UVカット膜付 メタルハライドランプ」は、昆虫を引き寄せやすい波長の光をカットする新開発の透明膜を採用しました。このランプを使用することにより、誘虫率を水銀ランプと比較して約4分の1まで低減することができます。
なお、この新商品は3月6日から9日まで東京国際展示場(東京ビックサイト)で開催されるライティング・フェア2007(第8回国際照明総合展)に出展します。
【 特 長 】
(1)昆虫を寄せにくい
人間の目に見える光の波長は380~780nm(ナノメートル)ですが、昆虫の多くは主に300nm~400nmの光に感応します。当社が開発したUVカット膜は、400nm以下の短い波長の光を低減するため、人間には明るく見えても、虫の眼からは暗く見え、昆虫を引き寄せにくくすることができます。
昆虫の寄りやすさの目安を数値化した誘虫率は、当社の水銀ランプに比べて約4分の1まで低減させています。
(2)UVによる被照射物の退色を軽減
「UVカット膜付 メタルハライドランプ」は、ランプから照射されるUVを99%カットします。UVによる被照射物の退色(色あせ)の軽減に貢献します。
(3)従来の水銀灯用安定器にそのまま使える
ランプ自体にUVカット膜を形成しているので、水銀ランプ、低始動電圧形・メタルハライドランプなど、今まで水銀灯用安定器をご使用の場合は、ランプだけの交換で使用することができます。
【 主な仕様、価格等 】
添付資料をご参照ください。
【 発売予定 】
2007年3月1日
【 販売目標 】
30,000本/年(全機種合計)
【 お客様からのお問い合わせ 】
管球事業部 管球商品統括部 管球商品部 商品企画担当
TEL 03-5463-8750/FAX 03-5479-1085