ヤマハ、業務用音響機器メーカーの不二音響を子会社化
不二音響株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
当社は、平成19年2月21日開催の取締役会において、株式会社麻生(福岡県飯塚市:代表者 麻生 泰)が保有する不二音響株式会社(東京都千代田区:代表取締役社長 磯部 正弘、以下「不二音響」)の発行済議決権付普通株式の全てを取得することを決定し、株式会社麻生と株式譲渡契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.株式取得の理由
当社は、業務用音響機器並びに建築音響の分野において40年の歴史を有し、特に、昨今普及が進むデジタルミキサーの分野では、他社に先行して商品を投入し、現在世界標準機と称されるPM1D、PM5Dを送り出しています。またデジタルシグナルプロセッサー、パワーアンプ、スピーカー等とのシステム化をさらに進める事により業務用音響事業の強化を図っております。
一方、不二音響は、昭和21年(1946)の創業以来、60年にわたり一貫して、業務用音響機器及び設備のプランニング・開発・製造・施工・調整・保守に携わってきた国内有数の専門会社です。長年培った音響設計ノウハウを活かしながら、「HYFAX」ブランドの劇場用デジタルミキサーをはじめとする各種音響機器を、全国の劇場、ホール、コンベンションホール、競技場、体育館などへ納入してきた実績があります。
今回、同社の全株式を所有する株式会社麻生から株式譲渡の意向が示され、当社としては、今後の業務用設備音響機器市場での成長、販売拡大を目指す中、不二音響の保有する高い技術力、音響設計ノウハウ、顧客等の資産を当社グループ内に取込み、強化することが、今後の国内事業展開に極めて有力な競争力となるものと判断し、今般、株式会社麻生と株式譲渡契約を締結いたしました。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。