メニコン、酸素透過性ハードコンタクトレンズで「最長30日間までの連続装用」の承認を取得
2006年10月25日、酸素透過性ハードコンタクトレンズで
日本初!『最長30日間までの連続装用』の承認を取得
~ 新しい装用形態のコンタクトレンズ誕生 ~
株式会社メニコン(本社・名古屋市中区葵三丁目21番19号代表取締役社長 田中英成)は、2006年10月25日に、日本で初めて「最長30日間まで連続装用できるハードコンタクトレンズ」の承認を取得しました。
メニコンは、1951年、創業者(現会長)田中恭一が日本で初めて角膜コンタクトレンズを実用化して以来、「より良い視力の提供を通じて広く社会に貢献する」という企業理念のもと、製品・サ-ビスの開発から製造・販売まで一貫して取組んでまいりました。
生涯に亘って瞳の健康を守るため、独自の「安全哲学」を基盤に、コンタクトレンズ・ケア用品を研究開発し、1979年に日本初の酸素透過性ハードコンタクトレンズ「メニコンO2」を発売、1986年には世界初の1週間連続装用ハードコンタクトレンズ「メニコンEX」を発売。その後、より酸素透過性に優れたハードコンタクトレンズ「メニコンZ」、遠近両用コンタクトレンズ「メニフォーカル」、1カ月交換ソフトコンタクトレンズ「マンスウエア」等、幅広い商品を開発し市場導入してまいりました。
このたび、「最長30日間までの連続装用」の承認を取得しましたコンタクトレンズは、高い酸素透過性を有するハードタイプのコンタクトレンズです。もちろん、従来通り、夜寝る前にはずして使用する「終日装用」もできます。このコンタクトレンズにより、眼科医の指示のもと、最長30日間までレンズをはずすことなく使用できるという新装用形態が可能になるだけではなく、寝る前にはずす装用形態においても、より安心・より快適にご利用いただけるようになります。
これまで、国内において、一般のコンタクトレンズにおける連続装用については、眼科医の指示のもと最長1週間まで連続装用の使用形態(酸素透過性ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ)が認められていました。また、海外では、酸素透過性ハードコンタクトレンズ(1製品)とシリコーンハイドロゲルという素材のソフトコンタクトレンズ(2製品)が、最長30日間までの連続装用レンズとして認められ、市場導入されています。
メニコンは、国内におけるこのたびの承認を受けて、安全でより快適な最長30日間までの連続装用ができる新しい装用形態のコンタクトレンズを、2007年夏以降にメルス加盟施設で全国導入する予定です。
【装用形態と種類】
眼科医の指示のもとで終日装用及び30日間までの連続装用を行うハードコンタクトレンズ
【承認番号】
21800BZZ10125000