日本ユニシスなど、ニコンに補修部品管理ソリューション「サービジスティクス」を導入
日本ユニシスとサービジスティクスアジア
ニコンで、サービスパーツ在庫一元管理システムが稼働開始
-ニコンの精機カンパニー部門に補修部品管理ソリューション「Servigistics」を導入-
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井勝人(※正式表記は関連資料参照)、以下日本ユニシス)とサービジスティクスアジア株式会社(本社:東京都千代田区、社長:清水博、以下サービジスティクスアジア)は、株式会社ニコン(本社:東京都千代田区、社長:苅谷道郎氏、以下ニコン)に「Servigistics(サービジスティクス)」を導入しました。
「Servigistics」は、アフターサービス(保守・メンテナンス)業務を行う補修部品管理に特化したソリューションであり、ニコンでは世界的規模で事業展開する精機カンパニー部門において、本日、同ソリューションが稼働しました。
近年、製造業界では新しい製品を発表しても、すぐに価格競争に巻き込まれるなど、製品の良し悪しのみで他社との差別化を図ることが困難になってきています。業務効率を改善し、より良いサービスを提供することが差別化の大きな要因となってきました。
このような状況の中、ニコンは精機カンパニー部門において2006年11月から、半導体露光装置・液晶露光装置の補修部品管理、およびロジスティックスの運営最適化に着手しました。グローバルな顧客に高品質なアフターサービスを提供する目的に対し、サービジスティクスアジアの「Servigistics」が補修部品管理に特化したソリューションであること、日本ユニシスの製造現場レベルに精通したコンサルティング/サポートを評価、また短期間でのシステム構築が可能であると判断し「Servigistics」の導入を決定しました。今回の導入によりニコンは、需要予測精度の向上と、余剰在庫の削減によるグローバル部品在庫の適正化を図ります。
日本ユニシスとサービジスティクスアジアは、2004年に販売契約を締結し、補修部品管理に特化した日本初のソリューションとして「Servigistics」を国内で共同販売を開始しました。今回のニコンにおける同ソリューションの稼働も、日本ユニシスとサービジスティクスアジアの共同プロジェクトによるものです。
今回、ニコンで稼働開始する「Servigistics」の特徴は以下の通りです。
■顧客のロケーション、製品、各部品の故障率などの情報から適正な在庫情報を導き出すことが可能
■補修部品の在庫計画立案に特化したグローバル・ソリューション
■在庫の適正配置によるサービス率や即納率の向上と余剰在庫の削減を実現
■Webベースのアプリケーションであり、導入および操作が容易
日本ユニシスとサービジスティクスアジアは、今後、ニコンの補修部品管理システムに対し、最新テクノロジーの投入を積極的に実施し、革新的なニコンの戦略に柔軟かつスムーズに対応するとともに、同社のシステム強化を全面的にサポートしていきます。
なお、本件に関して、株式会社ニコンから以下のエンドースコメントをいただいています。
株式会社ニコンニコン精機カンパニーサービス戦略部ゼネラルマネジャー久世元治氏ニコンは光学・精密機器業界でワールドクラスのサービスを提供できるように専心してまいりました。「Servigistics」の導入は、マーケットリーダーとしてのポジションを今後も維持し、事業運営のさらなる成功とカスタマーサービスの向上には戦略上必要不可欠です。
以上
サービジスティクス社について
サービジスティクス社は、補修部品管理(Parts Management)・要員管理(Workforce Management)・価格管理(Pricing Management)より構成される統合された戦略的サービス管理ソリューションを提供するリーディング企業です。収益性を拡大し、キャッシュフローを最大化させ、またカスタマーロイヤリティを向上させることで企業のグローバルなアフターサービス業務を戦略化させるお手伝いをしております。単一データモデルで稼働するサービジスティクス社のソリューションは、ハイテク、航空宇宙、自動車、通信、製造装置、医療機器、耐久消費財、重工業など幅広い業界の大手グローバル企業が導入しています。これらの顧客は100%レファレンス可能であり、導入効果が実証されています。サービジスティクス社は米国ジョージア州アトランタに本社を置く非上場企業で、英国ブリストルと東京、北京、台北、インドにも拠点を構えております。専門技術と知識を兼ね備えたサービジスティクス社のプロフェッショナルが世界中で皆様をお待ちしております。
*記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。