日産自、1月の国内生産・販売・輸出実績を発表
日産自動車 2007年1月度 生産・販売・輸出実績
日産自動車は27日、2007年1月度の生産・販売・輸出実績をまとめた。
1.生 産
グローバル生産は、277,789台(対前年同月比+6.9%)と、3ヶ月ぶりに前年実績を上回った。
国内生産は新型「スカイライン(海外名:インフィニティG35)」や新型商用車「AD/ADエキスパート」、「セレナ」等が好調であったものの、その他車種の台数減により、91,783台(同-6.8%)と前年実績を下回った。
海外生産は186,006台(同+15.2%)と2ヶ月ぶりに前年実績を上回った。米国は、新型「アルティマ」等が好調だったものの、その他車種の台数減により、60,535台(同-8.8%)と前年実績を下回った。メキシコは、新型「セントラ」、新型「ティーダ(米国およびカナダ名:ヴァーサ)」の好調により、47,951台(同+48.0%)と前年実績を大きく上回った。
英国は、新型「キャシュカイ」の本格生産開始等により、25,245台(同+8.1%)と前年実績を上回った。スペインは、商用車の「ナバラ」、「プリマスター」の好調により18,217台(同+22.5%)と前年実績を上回った。その他の地域は、タイの新型「フロンティア ナバラ」の販売開始や、中国の新型「リヴィナ ジェニス」、「ティーダ」の好調等により、34,058台(同+39.3%)と8ヶ月ぶりに前年実績を上回った。
2.販売
国内登録は11月発売の新型「スカイライン」や新型商用車の「AD/ADエキスパート」等が好調だったものの、その他車種の台数減により、40,436台(対前年同月比-22.6%)と、16ヶ月連続で前年実績を下回った。
また、軽自動車を含む国内販売は、今月発売の新型「ピノ」等の軽乗用車はすべて好調だったものの、登録車の台数減により、52,736台(同-13.4%)と前年実績を下回った。国内登録車市場シェアは、前年同月に対し2.8ポイント減の17.3%、軽自動車を含むシェアは、前年同月に対し1.2ポイント減の14.2%であった。
米国販売は、新型「アルティマ」、新型「ヴァーサ」、新型「インフィニティG35セダン」などの好調により、82,644台(同+8.9%)と2ヶ月連続で前年実績を上回った。
欧州販売は、29,406台(同-6.7%)と前年実績を下回ったものの、ロシア等は好調であった。
3.日本からの輸出
輸出は、43,357台(対前年同月比-15.1%)と前年実績を下回った。
北米向けは、22,064台(同-9.3%)と前年実績を下回った。
欧州向けは、2,497台(同-59.5%)と前年実績を下回った。
以 上