忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.05.Wed
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'08.09.Thu

ポーラ化粧品、香辛料「花椒(かしょう)」が脂肪燃焼力を高めるなど研究成果を発表

香辛料「花椒(かしょう)」が脂肪燃焼力を高めることを発見


 ポーラ健康科学研究所では、京都大学大学院 人間・環境学研究科 森谷敏夫教授との共同研究で、中国で香辛料として古くから使用されている「花椒」が自律神経活動を活発にして脂肪燃焼力を高めることを発見しました。この研究結果については2007年3月に富山市で開催される日本薬学会第127年会で発表します。

 中国では香辛料として古くから使用されている花椒(Zanthoxylum bungeanumの果皮)について、安静時および軽度の運動をした際の自律神経活動と脂肪の燃焼に対する影響を調べました。


1)調査方法
 中国四川省産花椒の50%EtOHエキス200mgを健康な男子大学生8名に摂取させ、60分間安静にした後に軽い自転車運動(V02max40~50%)を20分間行いました。花椒エキス摂取の直前、摂取後30分、60分および自転車運動中の呼気ガスと心電図を計測。異なる日の同時刻に、花椒を摂取させずに同様の試験を行いました。自律神経活動は心拍変動パワースペクトル解析により定量化しています。


2)調査結果
 呼気ガスを分析した結果、安静時は花椒摂取時にのみ、脂質燃焼の促進がみられました(グラフ1)。また運動中の自律神経活動は、花椒未摂取時には運動開始時と比べて低下しました(グラフ2)。一方花椒摂取時には、運動中も自律神経活動動態は低下せず、運動開始後5~10分までの自律神経活動は、未摂取時と比較して有意に高く、花椒が運動中の自律神経活動を高い状態に維持することが明らかになりました(グラフ2)。

*グラフ1、2は添付資料をご参照ください。

 ダイエット食品市場は635億円(富士経済2006年見込)で順調に成長しており、花椒は新たな素材として期待できます。


<花椒とは>
 花椒は、中国山椒とも呼ばれ、中国で古くから食されている香辛料で、強い辛みと独特の香りがあります。特に、四川省は花椒の最大の産地です。夏と冬の寒暖の差が大きい四川省の気候が花椒の生育に適しているため、その品質は最高級といわれています。また湿度が高い四川省では、「辛いものを食べて汗をかくことで健康を保つ」ために、料理に花椒が多く使われています。


<自律神経とは>
 自律神経とは、生命維持に不可欠な神経で私たちの意志とは無関係に、内臓や血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整えています。人間の生理活動の約90%は自律神経によってコントロールされているとも言われています。


PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[7800] [7799] [7798] [7797] [7796] [7795] [7794] [7793] [7792] [7791] [7790
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]