日本生命、外部監査人による「企業年金業務の内部統制の整備状況」の検証を実施
企業年金業務の内部統制の整備状況に関する
外部監査人による検証の実施と報告書の受領について
日本生命保険相互会社(社長 岡本圀衞)は、企業年金に関する業務の内部統制の有効性・信頼性に対して客観的な評価を受けるために、「米国監査基準書第70号(以下、SAS70)(※1)」に基づく外部監査人による検証を実施いたしました。
(※1)「米国監査基準書第70号(SAS70)」とは、米国公認会計士協会が策定した監査基準書第70号のことです。アウトソース業務にかかる内部統制について評価する監査人の業務に関する基準が定められています。
今回の検証では、平成18年10月31日を基準日として、監査法人トーマツによる「SAS70タイプI」に基づく内部統制の整備状況の検証を受けた結果、平成19年2月21日付で、「基準日において、内部統制が統制目的達成のために適切に設計され、整備されている」旨の報告書を受領いたしました。
米国SOX法が施行され、また日本版SOX法の適用が予定されている昨今、企業年金をご契約いただいているお客様より、アウトソース業務に関する内部統制の確認ニーズが高まっております。
こうした中、今後は、さらに、一定期間を対象とした内部統制の運用状況の有効性についても検証を受ける予定としております。(「SAS70タイプII」)
今後も引き続き、企業年金に関する事務・サービス品質の一層の向上に努め、お客様の信頼にお応えしてまいりたいと考えております。
【検証概要】
1.実施した検証 企業年金に関する業務の内部統制の整備状況検証
2.監査人 監査法人トーマツ
3.検証基準日 平成18年10月31日
4.対象業務
(1)企業年金制度管理業務(※2)(契約締結・加入員管理、収納等)
(2)退職給付債務計算業務(計算データの取扱等)
(3)特別勘定運用業務(元本収受・払出、残高管理等)
(※2)企業年金制度管理業務のアウトソース先である、企業年金ビジネスサービス社へのモニタリングを含みます。また企業年金ビジネスサービス社においても、今般「SAS70タイプI報告書」を受領済です。
以上