日立ハウステック、エコミスト対応の寒冷地用エコキュートを発売
~住宅設備・環境機器メーカーの(株)日立ハウステック~
エコミスト対応の寒冷地用エコキュートを3月22日より発売開始
寒冷地向けエコキュート・370Lタイプにもエコミスト(加湿サウナ)を追加
株式会社日立ハウステック(本社:東京都板橋区、社長:野見山徹)は、寒冷地用のエコキュートHHP-373HATK(標準・角形タイプ)を、3月22日(木)より、発売を開始いたします。
このたび発売するエコキュートは、寒冷地用の標準・角形タイプで、日立ハウステックが業界で初めて発売した(※1)エコミスト(加湿サウナ)を寒冷地域のお客様にも幅広くご利用いただけるように370Lタイプにもバリエーションを追加(※2)したものです。
エコキュート自体は、寒冷地に合わせて同社で実績のあるEPS(発泡断熱材)を、貯湯タンクの保温材として使用し、13時間後の湯温低下を▲約4℃(※3)に抑えました。
また、風呂追炊外部熱交換方式(※4)の採用により、常時、高温水を貯湯タンクの上部にとどめておくことが可能になり、お湯切れのリスクを軽減しました。また、ヒートポンプユニットは、コンプレッサー余熱を利用して、冬期の凍結予防措置をとっています。
ほかにも、一般地向け商品で採用している、各家庭のお湯の平均使用量を学習して湯量を予測し、貯湯量を確保しながらお湯を沸かす「学習機能」や貯湯タンク内の「高温湯」と「水」の間にある中間域の「境界湯」を優先的に使用する中間取り出し口を設けることで、より効率的に運転し、性能向上に努めました。
(※1)同社は、2006年1月に業界に先駆けてエコミスト対応のエコキュートを発売しました。
(※2)エコミスト自体はオプション品です。
(※3)外気温20℃、貯湯タンク初期温度75℃の場合。
(※4)従来、風呂追炊熱交換器は、貯湯タンクの内部にあり、直接高温水と接触し、風呂水と熱交換していましたが、この方式では貯湯タンク内全体が温度低下する恐れがありました。これを外部設置することで、貯湯タンク上部の高温水と風呂水を熱交換し、温度低下した温水を貯湯タンク中間部に戻すことにより、常にタンク上部に高温水を確保できるようになりました。
※以下は添付資料を参照
■主な仕様
■日立ハウステック製寒冷地向けエコキュート一覧