ニワンゴ、「ニコニコ動画(γ)」のテスター向けクローズドサービスなど開始
ニワンゴ、『ニコニコ動画(γ)』のテスターサービスを開始
動画投稿サイト『SMILEVIDEO』も同時サービス開始
テスターサービスを当初より利用できる10万IDには1日足らずで到達
株式会社ニワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役:杉本誠司)は、WEBサイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付けられる「ニコニコ動画(γ)」(にこにこどうががんま)の、テスター向けクローズドサービスを3月6日(火)より開始しました。
また、同日より動画を投稿できるサイト「SMILEVIDEO」(すまいるびでお)を開設しました。同サイトに投稿された動画は、「ニコニコ動画(γ)」に投稿して楽しむことができます。
■「ニコニコ動画(γ)」及び動画投稿サイト「SMILEVIDEO」をわずか一週間ほどで開発に成功、同時にサービス開始■
「ニコニコ動画(γ)」( http://www.nicovideo.jp/ )は、1月15日のサービス開始からわずかひと月で一日あたりのページビューが3000万を越えた大人気コンテンツ「ニコニコ動画(β)」を後継する、WEBサイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付けられるサービスです。対応する動画サイトは、従来のAmebaVision( http://vision.ameba.jp/ )、フォト蔵( http://photozou.jp/ )に加え、今回新たに自社で開発した「SMILEVIDEO」( http://www.smilevideo.jp/ )になります。
「ニコニコ動画(β)」は、それまで投稿したり見たりするだけだった動画コンテンツを、ユーザーが動画のタイムライン上での秒数に紐付いた思い思いのコメントを付けてそれらを動画上に流すことでまったく新しいエンタテインメントへと進化させ、WEB上での動画の楽しみ方を一変させました。
多くの人々がコメントを通じてコミュニケーションをとる「ニコニコ動画(β)」内では、独自に多くの文化が生まれて急速に拡大し、コメント数はサービス開始からのひと月で2000万を超え、ネットを巡るときに訪れるコンテンツとして定着しました。
しかし、2月20日から22日の間に、悪意の第三者からのDDoS攻撃による不正アクセスを受け、また同時期に動画投稿サイトの「YouTube」からのアクセス規制を受け、24日に「ニコニコ動画(β)」のサービス終了を決定。その後、動画投稿サイト「SMILEVIDEO」と同時に「ニコニコ動画(γ)」の開発を行ってきました。
今回、「ニコニコ動画(β)」のサービス終了からわずか一週間余りで、動画投稿サイト「SMILEVIDEO」を開設し、同時に「ニコニコ動画(γ)」を、3月3日(土)より事前登録したID10万番までのユーザーを対象にサービス開始することができました。通常のテスターサービスの募集人数と比べてはるかに多い10万名分の登録も、ニコニコ動画の人気の高さを反映して、募集開始から24時間に達しない時間で到達しました。現在も、ID登録は受け付けており、サービス対象人数はサーバーの増強に合わせて増やしていきます。
新たに開発、サービス開始した「SMILEVIDEO」は、無料でユーザーが動画を投稿し共有できるサイトで、その動画を「ニコニコ動画(γ)」に投稿してサービスを楽しむことができます。動画サーバーは順次拡張しており、3月中には10Gbps以上の回線を確保する予定で、YouTubeなどに匹敵する、国内最大級の動画投稿サイトを目指します。
<株式会社ニワンゴについて>
株式会社ニワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役:杉本誠司)は、エンドユーザーと親和性の高いメールを使用した、各種検索サービス、エンタテインメントサービスの提供を行っています。 http://niwango.jp/
*各社の社名、製品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。