フリースケール、メモリおよびピン拡張により8ビット・マイクロコントローラ・ファミリの新製品を追加
フリースケール、メモリおよびピン拡張により
8ビット・マイクロコントローラ・ファミリの新製品を追加
MC908QC16でローエンドの民生用および産業用アプリケーションに
さまざまな機能を小型パッケージで提供
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:高橋恒雄)は、幅広く普及しているローエンド8ビット・マイクロコントローラ908Qファミリを拡張し、高性能のMC908QC16(QC16)を追加しました。16KBのFlashメモリを搭載した高集積度のQC16マイクロコントローラは、ローエンドの民生用および産業用アプリケーション(フォーク・リフト、トレッドミル、掃除機、カメラのズーム制御など)に最適です。QC16は、アナログ制御回路、ASIC、および他のディスクリート・マイクロコントローラ・デバイスを置き換える、費用対効果に優れたソリューションです。
QC16は、ボード面積とシステム・コストを削減するように設計された多機能のアーキテクチャで、低電圧検出回路(LVI)、発振子、および高電流入出力(I/O)を持つドライバなどの外付け部品を不要にします。また、Flashメモリの高性能リード/プログラミング/イレース機能が、EEPROMのエミュレーションをサポートしており、外付けEEPROMが不要になります。さらに、QC16は他の908Qファミリ製品よりピン数が多いため、より多くのI/Oに対応し、搭載している機能群を有効に活用することができます。
MC908QC16の特長
-24本の汎用入出力(GPIO)
-16/8KBのFlashメモリ
-3.3~5.5Vの動作電圧、-40~+125℃の動作温度
-拡張シリアル通信インタフェース(Enhanced Serial Communications Interface:ESCI)
-全二重高速非同期動作
-全二重高速同期通信インタフェース(SPI)
-内部基準電圧を持つ10ビットADC
-3.2MHzの公称バス周波数(4.5V以上 6.4MHz)を持つ内部クロック発振子
-4チャネルの16ビット・タイマ
価格と供給
QC16マイクロコントローラは、16ピンのTSSOPパッケージで供給され、1万個購入時の1個あたりの参考価格は1.94ドル(USD)からとなっています。DEMO908QC16デモンストレーション・ボードの価格は75ドル(USD)です。
QC16の詳細については、www.freescale.com/files/pr/qc16.htmlをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ・インクは、自動車用、民生用、産業用、ネットワーキングおよびワイヤレス・マーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界30カ国以上の国で、半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。フリースケールは世界的な大手半導体メーカーです。2006年度の売上高は64億ドル(USD)でした。詳細は、http://www.freescale.com(英語)、または
http://www.freescale.co.jp/(日本語)をご覧ください。
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